このセクションでは、環境の基本的な監視について説明します。また、CIM プロバイダの詳細情報へのリンクと、接続とポートに関する情報へのリンクも示します。
このセクションの目的は、監視される必要がある環境内の主な項目に関する情報を提供することです。現時点で、VMware では使用する監視ツールに対する設定を変えることはできず、選択した監視ツールはプロバイダから与えられたもののままです。したがって、実装方法は、選択した監視ツールによって異なります。
重要なノード
環境内で正常に機能するのに重要となるノードが複数あります。多くの場合、ソフトウェアは「自己修復」できるようになっています。ただし、当該ノードに発生した何らかの障害がソフトウェア機能によって「自己修復」されている場合でも、その障害には注意を払い、可能なアクションを取る必要があります。このような状況が発生したらフィードバックを提供することも、ソフトウェアの品質を向上させるうえで重要です。アクティブに監視する必要があるノードを(Iron であるか仮想であるかに関わらず)次に示します。アプライアンスであるものも、そうでないものもあります。監視される項目の詳細については、このセクションで後述します。
サービス プロバイダのノード:
- Active Directory
- ESX ホスト
- ロード バランサ
- NFS サーバ
- ネットワーク ルーター
- タイム サーバ
ノード:
- サービス プロバイダ
- テナント
- リソース マネージャ
基本的なシステム機能
「重要なノード」の下に示すノードごとに、次の基本的な機能を監視する必要があります。
- ファイル システムの容量
- CPU 使用率
- メモリ使用率
この情報を監視する方法は、監視対象の OS および監視ソフトウェア自体によって異なってきます。詳細については、監視ソフトウェアのドキュメントを参照してください。