管理コンソールのロールベースのアクセス制御を使用して、どの管理者権限が、どの Active Directory ユーザー アカウントに付与されているかを判別します。
これらの役割と、関連付けられている権限によって、管理コンソールを使用してユーザーが実行できる管理アクションが決定されます。管理コンソールの機能と要素の可視性は、ユーザーの Active Directory アカウントに割り当てられる役割によって制御されます。たとえば、[ヘルプ デスク読み取り専用管理者] の役割が割り当てられている Active Directory グループ内のユーザーは、エンド ユーザーのユーザー カードに移動して情報を見ることができますが、デスクトップでの操作は実行できません。[ヘルプ デスク管理者] の役割が割り当てられている Active Directory グループ内のユーザーは、ユーザー カードに移動してトラブルシューティングの操作を実行し、情報を確認することができます。グループ内のユーザーが管理コンソールの 2 番目のログイン画面にログインし、管理アクションにアクセスできるようにする前に、組織の適切な Active Directory グループに役割を割り当てる必要があります。
前提条件
- [スーパー管理者]
- [ヘルプ デスク管理者]
- [デモ管理者]
- [ヘルプ デスク読み取り専用管理者]
この優先順位の結果として、ADGroup1 および ADGroup2 の両方の Active Directory グループにユーザーの Active Directory アカウントが属していて、ADGroup1 に [スーパー管理者] の役割を、ADGroup2 に [ヘルプ デスク読み取り専用管理者] の役割をそれぞれ割り当てられる場合は、管理コンソールには [スーパー管理者] の役割に従って、その他の役割の機能のサブセットではなくすべての機能が表示されます。この理由は、[スーパー管理者] の役割が優先的に取り扱われるためです。