ネットワークの動作中にテナントがダウンしたりアクセス不能になるといった緊急事態では、すべてのデスクトップのエージェント ソフトウェアに対して一時的な RDP ネイティブ アクセスを許可するようグローバルに指示し、ブローカが機能しなくてもエンド ユーザーの接続を可能にすることができます。
この一時的な機能を有効にするには、直接または GPO ポリシーを介して、以下で説明するレジストリ キーをデスクトップ仮想マシンに追加します。エージェント ソフトウェアが 32 ビット版または 64 ビット版のどちらの Windows システムにインストールされているかに応じて、次のどちらかの場所にキーを追加します。
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HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\VMware, Inc.\VMware DaaS Agent
(32 ビット用) -
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\VMware, Inc.\VMware DaaS Agent
(64 ビット用)
キー | タイプ | 値 |
---|---|---|
AllowDirectConnections | DWORD | 0 = 直接接続を許可しない。 1 = 直接接続を許可する。 |
DirectConnectionExpiryInUTC | REG_SZ | 直接接続アクセスが有効な場合 (AllowDirectConnections = 1)、有効な直接接続の期限となる日付と時刻。 日付と時刻の形式:YYYY-MM-DD HH:MM:SS |
この機能を使用するには、以下の条件を満たす必要があります。
- エージェント ソフトウェアは、バージョン 17.2 以降です。
- エンド ユーザーによる RDP アクセスが、Horizon View の GPO またはその他の GPO によってブロックされていない。
- エンド ユーザーがデスクトップ割り当てに関連付けられたグループに属している。この機能が有効の場合、エージェント ソフトウェアは、デスクトップのローカル RDP グループでの RDP アクセスのためにデスクトップ割り当ての指定されたユーザーとグループを構成します。
注: デフォルトのグループ ポリシーの更新間隔は 90 分です。それよりも短い間隔で更新を強制するには、追加の手順を実行する必要があります。詳細については、関連する Microsoft のドキュメントを参照してください。