エージェント アップデート機能を使用して、イメージの Horizon Agent インストーラをアップデートし、アップデートを割り当てにプッシュします。

注: このトピックでは、エージェントのアップデート機能を使用してエージェントを更新する方法について説明します。手動更新を実行するには、 イメージのエージェントを手動で更新するを参照してください。

エージェント アップデート機能は、次のように機能します。

  • システムは VMware CDS ソフトウェア配布ネットワークと定期的に通信して、Horizon Agent インストーラの新しいバージョンが使用可能かどうかを確認します。新しいバージョンが、ローカル マシンに設定しているファイル共有にダウンロードされます。アップデート ファイルは自動的にシステムにインポートされ、イメージで利用できるようになります。
  • アップデートが利用できるかどうかは [イメージ] ページに表示され、このページからアップデートをイメージに適用できます。
  • 要求に応じて、VMware の担当者は以下の作業を行うことができます。
    • Horizon Agents Installer の新しいバージョンのスキャン間隔を調整する。
    • テナントの起動後のスキャンの待機時間を調整する。
    • 現在ユーザーがログイン中の仮想マシンの更新をスキップするようにシステムを設定する。
    • エージェントのインストール前に仮想マシンを再起動するようにシステムを設定する。

前提条件

  • エージェント ファイル共有を作成して、お使いの環境に追加しておく必要があります。つまり、ファイル共有を作成するときに、ファイル共有のタイプで [エージェント] を選択します。エージェント ファイル共有は、Horizon Agent インストーラのファイルをインポートするためにのみ使用されます。ファイル共有の管理を参照してください。
  • イメージには、次のエージェントがすでにインストールされている必要があります。
    • 次の中のいずれか。
      • DaaS Agent 17.1.0.5232563 以降
      • DaaS Agent 8.0.0-8159435 以降
    • Horizon Agent 7.3.2.7161471 以降

手順

  1. [インベントリ] > [イメージ] の順にクリックします。
    [イメージ] ページが表示されます。Horizon Agents Installer のアップデートを利用できるイメージの名前の横に、青いドットが表示されます。青いドットの上にカーソルを置くと、そのイメージで使用可能な Horizon Agent インストーラの新しいバージョンを示すポップアップが表示されます。
  2. チェック ボックスを選択します。アップデートできるのは、1 回に 1 つのイメージのエージェントのみです。
  3. [エージェントのアップデート] をクリックします。
    [エージェントのアップデート] ダイアログが表示されます。
  4. [ソフトウェア] タブで、アップデートする Horizon Agents Installer のバージョンを選択して [次へ] をクリックします。
  5. (オプション)[コマンド ライン] タブで、コマンド ライン オプションを追加します。
  6. [終了] をクリックします。
    • アップデートが開始されたことを示すメッセージがページの最上部に表示されます。
    • システムではイメージのクローンが作成され、クローン イメージのエージェントがアップデートされます。
    次の点に注意してください。
    • デスクトップのアップデートはバッチで処理されます。一度に処理できるデスクトップは 30 台までです。割り当てに含まれるデスクトップが 30 台以下である場合、割り当てのすべてのデスクトップが同時にアップデートされます。ご要望に応じて、VMware の担当者がバッチのサイズを調整できます。
    • デスクトップにアクティブなセッションがある場合、ユーザーはアップデートが開始される 5 分前に警告されます。
    • アップデート中のデスクトップにユーザーがログインしようとすると、ログインは失敗して、デスクトップを利用できないというメッセージが表示されます。

    [監視] > [アクティビティ] の順に選択すると、アップデート タスクの進捗を表示できます。24 時間以内に正常に完了しなかった場合、アップデート タスクは失敗します。

  7. クローンのイメージに基づいて更新をプッシュします。詳細については、イメージの管理を参照してください。
  8. (オプション)元のイメージを削除し、クローン イメージの名前を元のイメージの名前に変更します。