DPI 同期機能により、リモート デスクトップまたは公開アプリケーションの DPI 設定とクライアント システムの DPI 設定が確実に一致します。
Horizon 管理者は DPI 同期機能を無効にできます。
ディスプレイのスケーリング機能と同様に、DPI 同期機能を使用すると、高 DPI ディスプレイでテキストやアイコンが見やすくなります。ディスプレイのスケーリング機能の場合、フォントや画像のサイズを大きくすると、ぼやけてしまうことがありますが、DPI 同期機能の場合は、シャープさを維持した状態でフォントや画像のサイズを大きくすることができます。このため、最適なユーザー エクスペリエンスを提供するために、DPI 同期機能の使用が推奨されています。
DPI 同期を無効にすると、ディスプレイ スケーリングが使用されます。ディスプレイ スケーリング機能は、リモート デスクトップまたは公開アプリケーションを適切にスケーリングします。
HTML Access で DPI 同期機能を使用する際のヒント
DPI 同期機能を使用するときのヒントを、次に説明します。
- Windows 10 システムは異なるモニターで異なる DPI 設定をサポートしますが、HTML Access クライアント セッションの起動に使用された Web ブラウザがあるクライアント システムのモニターで設定された DPI 値が、DPI 同期機能で使用されます。HTML Access は、異なるモニターで異なる DPI 設定をサポートしません。
- 別の DPI 設定を使用して別のモニターと同期するには、リモート デスクトップまたは公開アプリケーションからログアウトし、HTML Access クライアント セッションの起動に使用された Web ブラウザを他のモニターにドラッグしてから、リモート デスクトップまたは公開アプリケーションに再ログインして、クライアント システムとリモート デスクトップや公開アプリケーションの DPI 設定を一致させます。
- 解像度を手動で設定するときに、[高解像度モード] 設定を有効にできる場合があります。詳細については、画面解像度の設定を参照してください。