リアルタイム オーディオビデオ機能を使用すれば、リモート デスクトップまたは公開アプリケーションでクライアント マシンの Web カメラまたはマイクを使用できます。リアルタイム オーディオビデオは、標準的な会議アプリケーションおよびブラウザベースのビデオ アプリケーションと互換性があり、標準的な webcam、オーディオ USB デバイス、およびアナログ オーディオ入力をサポートします。

リアルタイム オーディオビデオは、Chrome、Microsoft Edge、および Firefox でのみサポートされます。デフォルトのビデオ解像度は 320 x 240 ピクセルです。リアルタイム オーディオビデオのデフォルト設定は、ほとんどの Web カメラおよびオーディオ アプリケーションで適切に機能します。

注: iOS のブラウザは、リアルタイム オーディオビデオをサポートしていません。

リアルタイム オーディオビデオの設定変更の詳細については、『Horizon リモート デスクトップの機能と GPO』ドキュメントの「リアルタイム オーディオビデオ グループ ポリシー設定の構成」を参照してください。

リモート デスクトップや公開アプリケーションがクライアント マシンの Web カメラやマイクに接続している場合、Web カメラやマイクがリモート デスクトップや公開アプリケーションで使用できるようになる前に、ブラウザから許可を求められる場合があります。この動作はブラウザによって異なります。

リモート デスクトップがクライアント マシンの Web カメラまたはマイクロフォンに接続されると、各デバイスのアイコンがサイド バーの上部に表示されます。サイドバーのデバイス アイコンの上に赤色のクエスチョン マークが表示され、許可が要求されていることが示されます。デバイスの使用を許可すると、赤色のクエスチョン マークは非表示になります。許可の要求を拒否すると、デバイスのアイコンが非表示になります。

リモート デスクトップや公開アプリケーションのセッションでリアルタイム オーディオビデオを使用しており、セカンド デスクトップや公開アプリケーションへの接続するときに、セキュリティの警告が表示される場合(たとえば、有効な証明書がインストールされていないなど)、この警告を無視して 2 番目のリモート デスクトップや公開アプリケーションへの接続を続行すると、最初のセッションでリアルタイム オーディオビデオの動作が停止します。