非認証アクセス ユーザーのアカウントを使用すると、サーバに匿名でログインし、公開アプリケーションに接続できます。管理者とエンド ユーザーの接続手順は若干異なるため、自身のロールに該当するセクションを参照してください。

エンド ユーザーの手順

開始する前に、管理者から次の情報を取得します。

  • サーバに接続するために使用するサーバ名。
  • 匿名でログインするために使用する非認証アクセス ユーザー アカウント。
注: ネットワーク接続が不安定になった場合、 HTML Access はセッション ウィンドウに通知メッセージを表示します。これらのメッセージ表示のオンとオフを切り替えるには、デスクトップとアプリケーションの選択ウィンドウの右上隅にある [設定] ツールバー ボタンをクリックし、 [ネットワークの表示を無効にする] オプションを切り替えます。
  1. 非認証アクセスを許可しているサーバに接続するには、ブラウザを開き、URI (Uniform Resource Identifier) を入力します。

    たとえば、次の URI 構文のいずれかを使用できます。

    • https://authority-part?unauthenticatedAccessEnabled=true
    • https://authority-part?unauthenticatedAccessEnabled=true&unauthenticatedAccessAccount=anonymous_account

    authority-part はサーバ アドレスです。必要に応じて、デフォルト以外のポート番号も指定できます。ポート番号を指定する必要がある場合は、server-address:port-number を入力します。

    anonymous_account は、非認証アクセス ユーザー アカウントです。

    接続は常に TLS を使用します。TLS 接続のデフォルト ポートは 443 です。サーバがデフォルト ポートを使用するように構成されていない場合、次の形式を使用します。horizon.company.com:1443

  2. (オプション)非認証アクセス ユーザー アカウントを URI に指定していない場合、必要であれば、[ユーザー アカウント] ドロップダウン メニューから非認証アクセス ユーザー アカウントを選択して、[送信] をクリックします。

    使用可能な非認証アクセス ユーザー アカウントが 1 つしかない場合、このユーザー アカウントがデフォルトで選択されます。

    [送信] をクリックすると、アプリケーション選択ウィンドウが表示されます。

  3. アクセスする公開アプリケーションのアイコンをクリックします。

    公開アプリケーションがブラウザに表示されます。ナビゲーション サイドバーも利用できます。ブラウザ ウィンドウの左側にあるタブをクリックして、サイドバーを表示できます。サイドバーを使用すると、他の公開アプリケーションへのアクセス、[設定] ウィンドウの表示、テキストのコピー アンド ペーストなどの操作の実行が可能になります。

    注: 非認証のアプリケーション セッションに再接続することはできません。クライアントから切断されると、ローカルのユーザー セッションから自動的にログオフします。

    デフォルトでは、ネットワーク接続が不安定になった場合、HTML Access はセッション ウィンドウに通知メッセージを表示します。詳細については、「不安定なネットワーク接続の検出」を参照してください。

管理者の手順

次の前提条件を満たしていることを確認します。

  • 管理タスクの実行については、「Connection Server の準備」で説明しています。
  • Connection Server インスタンスで非認証アクセス ユーザーを設定します。詳細については、『Horizon 8 の管理』ドキュメントの「公開アプリケーションでの非認証アクセスの提供」を参照してください。
  1. 非認証アクセスを許可しているサーバに接続するには、ブラウザを開き、URI (Uniform Resource Identifier) を入力します。

    たとえば、次の URI 構文のいずれかを使用できます。

    • https://authority-part?unauthenticatedAccessEnabled=true
    • https://authority-part?unauthenticatedAccessEnabled=true&unauthenticatedAccessAccount=anonymous_account

    authority-part はサーバ アドレスです。必要に応じて、デフォルト以外のポート番号も指定できます。ポート番号を指定する必要がある場合は、server-address:port-number を入力します。

    anonymous_account は、非認証アクセス ユーザー アカウントです。

    接続は常に TLS を使用します。TLS 接続のデフォルト ポートは 443 です。サーバがデフォルト ポートを使用するように構成されていない場合、次の形式を使用します。horizon.company.com:1443

  2. (オプション)非認証アクセス ユーザー アカウントを URI に指定していない場合、必要であれば、[ユーザー アカウント] ドロップダウン メニューから非認証アクセス ユーザー アカウントを選択して、[送信] をクリックします。

    使用可能な非認証アクセス ユーザー アカウントが 1 つしかない場合、このユーザー アカウントがデフォルトで選択されます。

    [送信] をクリックすると、アプリケーション選択ウィンドウが表示されます。

  3. アクセスする公開アプリケーションのアイコンをクリックします。

    公開アプリケーションがブラウザに表示されます。ナビゲーション サイドバーも利用できます。ブラウザ ウィンドウの左側にあるタブをクリックして、サイドバーを表示できます。サイドバーを使用すると、他の公開アプリケーションへのアクセス、[設定] ウィンドウの表示、テキストのコピー アンド ペーストなどの操作の実行が可能になります。

    注: 非認証のアプリケーション セッションに再接続することはできません。クライアントから切断されると、ローカルのユーザー セッションから自動的にログオフします。

    デフォルトでは、ネットワーク接続が不安定になった場合、HTML Access はセッション ウィンドウに通知メッセージを表示します。詳細については、「不安定なネットワーク接続の検出」を参照してください。