ファイル転送機能を使用すると、リモート デスクトップまたは公開アプリケーションとクライアント システムの間でファイルを転送できます。

[管理者用] - Horizon 管理者は、VMware Blast の [ファイル転送を設定] グループ ポリシー設定を変更することにより、ファイルの転送を許可、禁止、または一方向のみ許可するように設定できます。デフォルトはアップロードのみです。グループ ポリシー設定の値は次のとおりです。

  • [アップロードとダウンロードの両方を無効にする] が選択されていると、[ファイルの転送] ボタンが無効になります。
  • [ファイルのアップロードのみを有効にする] が選択されていると(デフォルトの設定)、[ファイルの転送] ウィンドウに [アップロード] タブのみが表示されます。
  • [ファイルのダウンロードのみを有効にする] が選択されている場合、[ファイルの転送] ウィンドウに [ダウンロード] タブのみが表示されます。

サーバからクライアントの方向で [クリップボード リダイレクトの構成] グループ ポリシー設定が無効になっている場合、ファイルのダウンロードも無効になります。

これらのグループ ポリシー設定の詳細については、『Horizon リモート デスクトップの機能と GPO』ドキュメントを参照してください。

ファイル転送機能には次の制限があります。

  • ダウンロードできるファイルは最大で 500 MB までです。アップロードできるファイルは最大で 2 GB までです。
  • フォルダまたはサイズがゼロのファイルのダウンロードまたはアップロードはできません。
  • iOS の Safari と Safari 8 では、アップロードもダウンロードもサポートしていません。Safari 9 以降では、ダウンロードをサポートしていません。
  • リモート セッションでファイルを転送中に、別のリモート セッションとの接続を試みてセキュリティ警告が表示されたときに、この警告を無視してリモート セッションとの接続を続行すると、最初のセッションで実行中のファイル転送が停止します。
  • Chromebook の Chrome でファイルをアップロードするときに、フォルダ、サイズがゼロのファイル、または 2 GB より大きいファイルのドラッグ アンド ドロップを行うと、予期したとおりエラー メッセージが表示されます。エラー メッセージを閉じた後は、転送可能なファイルのドラッグ アンド ドロップはできません。
  • Linux リモート デスクトップまたは Android デバイスでは、この機能を使用できません。