VMware Integrated Printing 機能を使用すると、リモート デスクトップまたは公開アプリケーションから、ネットワーク プリンタまたはローカル接続のプリンタで印刷することができます。

この機能を使用するには、管理者が仮想マシンまたは RDS ホストに Horizon Agent をインストールし、VMware Integrated Printing オプションを有効にする必要があります。詳細については、『Horizon 8 でのデスクトップとアプリケーション』ドキュメントを参照してください。

管理者は、[デスクトップ以外のクライアントでプリンタ リダイレクトを無効にする] グループ ポリシー設定を使用して、VMware Integrated Printing 機能を無効にできます。詳細については、『Horizon リモート デスクトップの機能と GPO』ドキュメントを参照してください。

Chrome クライアントでネイティブ プリンタ リダイレクトをサポートするには、次の手順を実行します。
  • Microsoft PDF 印刷ドライバと Microsoft XPS ドキュメント ライター ドライバは、エージェント側に存在する必要があります。Windows 10 から、Microsoft PDF 印刷ドライバと Microsoft XPS ドキュメント ライター ドライバはインボックス ドライバになっています。プリンタは必ずしもインストールされている必要はありませんが、ドライバは存在する必要があります。プリンタが存在しない場合はプリンタの追加が必要になりますが、ドライバは事前に存在している必要があります。

    [Windows 機能] 画面に移動して、[Microsoft PDF 印刷][Microsoft XPS ドキュメント ライター] を選択して、これらのドライバをエージェント側に追加します。

  • ホチキス止めの仕上がり機能は、ベンダーのドライバでのみサポートされます。エージェントは PDF ファイルのみを生成します。
  • ユーザーがエージェント上のアプリケーションで複数のコピーを選択すると、ファイルが決定され、常に照合されます。たとえば、2 ページ表示と 2 つのコピーを指定した印刷ジョブの場合、出力 PDF は常に 1-2-1-2 になります。
  • 1 分あたりに getPrinterInfo を呼び出すことができる最大回数は 20 です。1 分ごとにプリンタ リストが検出され、chrome.printing.getPrinter API 応答でプリンタ番号が MAX_GET_PRINTER_INFO_CALLS_PER_MINUTE を超えている場合は、MAX_GET_PRINTER_INFO_CALLS_PER_MINUTE の範囲内で使用可能なプリンタがサポートされます。
注: PDF 印刷をサポートしていないプリンタは、Chrome クライアントでのネイティブ プリンタ リダイレクトに対応していません。