この Web ページを構成して、Horizon Client ダウンロード用のアイコン、または HTML Access 経由でリモート デスクトップに接続するアイコンの表示と非表示を切り替えることができます。このページの他のリンクも構成できます。
デフォルトでは、View Portal ページに、ネイティブ Horizon Client のダウンロードおよびインストールのアイコンと、HTML Access 経由で接続するためのアイコンの両方が表示されます。ただし、社内の Web サーバへのリンクを表示したり、特定のクライアント バージョンをサーバで使用できるようにしたりしたい場合もあるでしょう。異なる URL をポイントするためにページを再構成できます。
特定のクライアント オペレーティング システム用のインストーラ リンクを作成できます。たとえば、Mac OS X システムからポータル ページを参照すると、ネイティブ Mac OS X インストーラのリンクが表示されます。Windows クライアントの場合、32 ビット版インストーラのリンクと 64 ビット版インストーラのリンクを個別に作成できます。
重要: : View 接続サーバ 5.x 以前のリリースからのアップグレードで
HTML Access コンポーネントをインストールしておらず、
Horizon Client ダウンロード用の社内サーバを指定するポータル ページを編集してある場合、これらのカスタマイズは View 接続サーバ 6.0 以降をインストールすると非表示になることがあります。Horizon 6 以降では、
HTML Access コンポーネントが View 接続サーバのアップグレード時に自動的にインストールされます。
View 5.x 用に別途 HTML Access コンポーネントをインストールした場合は、Web ページに行ったカスタマイズはすべて保持されています。HTML Access コンポーネントをインストールしなかった場合、カスタマイズはすべて非表示になります。以前のリリース用のカスタマイズは、使用されなくなった portal-links.properties ファイルに入っています。
手順
- View 接続サーバ ホストで、テキスト エディタを使用して portal-links-html-access.properties ファイルを開きます。
このファイルの場所は
CommonAppDataFolder\VMware\VDM\portal\portal-links-html-access.properties です。Windows Server 2008 オペレーティング システムでは、
CommonAppDataFolder ディレクトリは
C:\ProgramData です。Windows Explorer で
C:\ProgramData フォルダを表示するには、[フォルダ オプション] ダイアログ ボックスを使用して非表示のフォルダを表示する必要があります。
注: :
portal-links.properties ファイル(
portal-links-html-access.properties ファイルと同じ
CommonAppDataFolder\VMware\VDM\portal\ ディレクトリにある)に入っている
View 5.x 以前用のカスタマイズです。
- 構成プロパティを編集し、適切に設定します。
デフォルトでは、インストーラ アイコンと
HTML Access アイコンの両方が有効で、リンクは VMware Web サイトのクライアント ダウンロード ページを参照します。アイコンを無効にする (Web ページからアイコンを削除する) には、プロパティを
false に設定します。
オプション |
プロパティ設定 |
HTML Access を無効にする |
enable.webclient=false このオプションが false に設定されているにもかかわらず enable.download オプションが true に設定されていると、ユーザーは Web ページでネイティブの Horizon Client インストーラのダウンロードを求められます。両オプションが false に設定されていると、次のメッセージが表示されます。「この接続サーバへのアクセスについての説明は、ローカルの管理者にお問い合わせください。」 |
Horizon Client のダウンロードを無効にする |
enable.download=false このオプションが false に設定されているにもかかわらず enable.webclient オプションが true に設定されていると、ユーザーに HTML Access のログイン Web ページが表示されます。両オプションが false に設定されていると、次のメッセージが表示されます。「この接続サーバへのアクセスについての説明は、ローカルの管理者にお問い合わせください。」 |
Horizon Client をダウンロードするための Web ページの URL を変更します |
link.download=https:// url-of-web-server 独自の Web ページを作成する予定がある場合は、このプロパティを使用します。 |
特定のインストーラ用のリンクを作成する |
以下に示すのは完全 URL の例ですが、インストーラ ファイルが次の手順の説明のように View 接続サーバの C:\Program Files\VMware\VMware View\Server\broker\webapps\ ディレクトリの downloads ディレクトリにある場合は、相対 URL を使用できます。
- 32 ビット Windows インストーラ:
link.win32=https://server/downloads/VMware-Horizon-Client.exe
- 64 ビット Windows インストーラ:
link.win64=https://server/downloads/VMware-Horizon-Client.exe
- Linux インストーラ:
link.linux=https://server/downloads/VMware-Horizon-Client.tar.gz
- Mac OS X インストーラ:
link.mac=https://server/downloads/VMware-Horizon-Client.dmg
- iOS インストーラ:
link.ios=https://server/downloads/VMware-Horizon-Client-iPhoneOS.zip
- Android インストーラ:
link.android=https://server/downloads/VMware-Horizon-Client-AndroidOS.apk
- 不明な OS 向けのインストーラ(たとえば、このプロパティを Chrome クライアント インストーラに使用できます):
link.unknown=https://server/downloads/VMware-Horizon-Client-AndroidOS-arm-ARC.apk
|
ログイン ページの [ヘルプ] リンクの URL を変更します。 |
link.help デフォルトでは、このリンクは VMware の Web サイトにホストされているヘルプ システムを参照します。[ヘルプ] リンクが、ログイン ページの下部に表示されます。 |
- ユーザーに VMware Web サイト以外の場所からインストーラをダウンロードさせるには、インストーラ ファイルを置くことになる HTTP サーバにインストーラ ファイルを配置します。
この場所は、前の手順の
portal-links-html-access.properties ファイルで指定した URL に対応している必要があります。たとえば、View 接続サーバ ホストの
downloads ディレクトリにファイルを配置するには、以下のパスを使用します。
C:\Program Files\VMware\VMware View\Server\broker\webapps\downloads
これで、インストーラ ファイルに対するリンクで /downloads/client-installer-file-name というフォーマットの相対 URL を使用できます。
- View Web コンポーネント サービスを再起動します。