Chrome ブラウザ(バージョン 55 以降)を使用すると、HTML Access Web client でマルチモニタを使用してリモート デスクトップ ウィンドウを表示できます。
プライマリ モニターに最大で 1 台のモニターを追加して、接続している現在のリモート デスクトップ ウィンドウを表示できます。たとえば、3 台のモニターがある場合、リモート デスクトップ ウィンドウを 2 台のモニターにのみ表示するように指定できます。マルチモニタのセットアップでは、隣接するモニターを選択する必要があります。モニターは横または縦に並べて配置できます。
HTML Access Web client 4.5 以降では、マルチモニタ機能を有効にすると、デバイスごとに DPI 同期が適用されます。DPI の設定が異なる 2 台のモニターを使用している場合、HTML Access Agent の DPI は、HTML Access Web client セッションを使用したクライアント マシンのモニターの DPI と同じ値に設定されます。
手順
- Horizon Client を起動し、サーバにログインします。
- デスクトップとアプリケーションの選択ウィンドウで、アクセスするリモート デスクトップのアイコンをクリックします。
- サイドバーを表示するには、サイドバーのタブをクリックします。
- サイドバーの上部にある [メニューを開く] ツールバー ボタンをクリックして、[表示設定] をクリックします。
- [表示設定] ダイアログ ボックスで、[ディスプレイの追加] をクリックします。
注: : [ディスプレイ セレクタ] ブラウザ ウィンドウが表示されない場合、Horizon サーバの FQDN アドレスをブラウザの
[コンテンツの設定] ウィンドウの [ポップアップの例外] セクションに追加します。
- [ディスプレイ セレクタ] ウィンドウをドラッグして、使用する別のモニターのディスプレイに表示させます。
[ディスプレイ セレクタ] ブラウザ ウィンドウのメッセージが変わり、グレーの長方形のアイコンが追加されます。
- [ディスプレイ セレクタ] ブラウザ ウィンドウで、[+] モニター アイコンをクリックして、現在のモニター ディスプレイを使用することを確認します。
他のディスプレイを待機していますというメッセージが、現在のモニター ディスプレイに表示され、プライマリ ディスプレイの [表示設定] ウィンドウにあるグレーのモニター アイコンが緑色に変わります。
- セッションに使用するモニター ディスプレイを追加したら、[表示設定] ウィンドウで [OK] をクリックします。
[表示設定] ウィンドウが閉じられ、プライマリではないモニターのディスプレイで
他のディスプレイを待機していますというメッセージがクリアされ、リモート デスクトップ ウィンドウが表示されます。
- マルチ ディスプレイ モードを終了するには、Esc キーを押して、[マルチ ディスプレイ モードの終了] ダイアログ ボックスで [はい] をクリックして、終了することを確認します。
注: : リモート デスクトップで Esc キーを使用する必要がある場合には、毎回、サイドバー タブを開き、サイドバーの上部にある
[メニューを開く] ツールバー ボタンをクリックし、
[ESC の送信] を選択します。