この例では、クラウド ポッド アーキテクチャ機能を使用して クラウド ポッド アーキテクチャ 構成を完了する方法を示します。
この例では、ある健康保険会社が中部と東部の 2 つの地域を行き来する外回りの販売員を抱えています。販売員はモバイル デバイスを使用して顧客に保険契約の見積りを提示し、顧客はデジタル文書を表示して署名します。
販売員はモバイル デバイスに顧客データを保存するのではなく、標準化されたフローティング デスクトップを使用します。顧客データへのアクセスは健康保険会社のデータセンターに安全に保存されています。
健康保険会社には、各地域にデータセンターが 1 つ置かれています。不定期に発生する容量の問題が原因で、販売員は使用可能なデスクトップを自分がいる地域以外のデータセンターで探すことになり、WAN 遅延問題が発生する場合があります。販売員は、デスクトップから切断してセッションをログインしたままにする場合、セッションをホストしているデータセンターを覚えておき、そのデスクトップに再接続する必要があります。
これらの問題を解決するために、健康保険会社は クラウド ポッド アーキテクチャ トポロジを設計し、クラウド ポッド アーキテクチャ機能を初期化し、既存のポッドをポッド フェデレーションに参加させ、各データセンターにサイトを作成し、販売員にすべてのデスクトップ プールを使用する資格を付与し、単一の URL を実装します。