Session Enhancement SDK 機能経由で USB を使用すると、USB トラフィック用に TCP ポート 32111 を開く必要はありません。この機能は、RDS ホストの仮想デスクトップと公開デスクトップの両方でサポートされます。
Session Enhancement SDK 機能経由で USB を有効にするには、リモート デスクトップで Windows レジストリ エディタ (regedit.exe) を開いて HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\VMware, Inc.\VMware VDM\Agent\Configuration に移動し、UsbVirtualChannelEnabled キーを true に設定します。
この機能を有効にすると、USB トラフィックは表示プロトコルの TCP 接続を使用するか、専用の TCP 接続を使用します。USB トラフィックが使用する接続は構成によって異なります。
たとえば、VMware Blast 表示プロトコルの場合、USB トラフィックは VMware 仮想チャネル (VVC) サイド チャネルまたは TCP サイド チャネルを使用します。PCoIP 表示プロトコルの場合、USB トラフィックは TCP サイド チャネルのみを使用します。
デフォルトでは、TCP サイド チャネルは TCP ポート 9427 を使用します。VVC サイド チャネルは、VMware Blast 表示プロトコルと同じポートを使用します。
USB トラフィックが VVC を使用するように設定されている場合、Windows エージェントのパフォーマンス モニターに表示される USB カウンターは有効になります。