展開環境の際にロード バランサを使用して複数の Connection Server インスタンスを管理する場合は、Connection Server インフラストラクチャのアップグレードをゼロ ダウンタイムで実行できます。
フレッシュ インストールを実行するか、すべての Connection Server を VMware Horizon 2006 にアップグレードした後は、LDAP データの保護に使用されるキーが変更されたため、Horizon 7 バージョン 7.2 より前のバージョンに Connection Server インスタンスをダウングレードすることはできません。
VMware Horizon 2006 へのアップグレードを計画するときに、Connection Server インスタンスをダウングレードする可能性がある場合には、アップグレードの開始前に Connection Server インスタンスをバックアップする必要があります。Connection Server インスタンスをダウングレードする必要がある場合には、すべての Connection Server インスタンスをダウングレードし、最後にダウングレードした Connection Server にバックアップを適用する必要があります。
Horizon 7 バージョン 7.8 よりも前の VMware Horizon からアップグレードすると、一部のユーザー認証設定が変更されます。これらのユーザー認証設定がユーザー エクスペリエンスに及ぼす影響は、クライアントによって異なります。https://docs.vmware.com/jp/VMware-Horizon-Client/index.html にある Horizon Client のマニュアルを参照してください。変更を行う前に、操作性とセキュリティへのユーザー認証設定の影響を理解しておく必要があります。Horizon のセキュリティの「ユーザー認証のセキュリティ関連のサーバ設定」を参照してください。
無期限ライセンスの場合、ポッド内の Connection Server を VMware Horizon 2006 にアップグレードすると、この Connection Server からデスクトップを起動できなくなります。ただし、ポッド内の他の Connection Server からデスクトップを起動することは可能です。アップグレードした Connection Server からデスクトップを起動するには、この Connection Server で Horizon Console を開始し、2006 のライセンス キーを入力します。これにより、ポッド内のすべての Connection Server からデスクトップを起動できるようになります。