RHEL 8.x デスクトップでセッション共同作業機能を使用するには、最初に GNOME シェル拡張をダウンロードしてインストールする必要があります。

手順

  1. 必要な GNOME シェル拡張https://extensions.gnome.org/extension/615/appindicator-support/から RHEL 8.x システムにダウンロードします。
    • RHEL 8.0 の場合、シェル バージョンに [3.28] を選択し、拡張バージョンに [26] を選択します。
    • RHEL 8.1 と 8.2 の場合は、シェル バージョンに [3.32] を選択し、拡張バージョンに [29] を選択します。
  2. ダウンロードしたパッケージを解凍し、ディレクトリ名を [email protected] に変更します(パッケージの metadata.json ファイルの uuid 値を変更します)。
  3. mv コマンドを使用して、[email protected] ディレクトリを /usr/share/gnome-shell/extensions に移動します。
    デフォルトでは、 [email protected] ディレクトリの metadata.json ファイルの読み取りが root ユーザーにのみ許可されます。セッション共同作業をサポートするには、他のユーザーにもこのファイルの読み取りを許可する必要があります。
  4. 次の例のようにコマンドを実行して、metadata.json の読み取りを他のユーザーに許可します。
    chmod a+r metadata.json
  5. gnome-tweaks をインストールします。
  6. デスクトップ環境で、キーボードで次のキーを押して、GNOME シェルを再起動します。
    Alt+F2
    r
    Enter
  7. デスクトップ環境で、gnome-tweaks を実行してから、[KStatusNotifierItem/AppIndicator Support] を有効にします。