Microsoft Windows インストーラ (MSI) のサイレント インストール機能を使用して、複数の Windows 仮想マシンまたは物理コンピュータに Horizon Agent をインストールできます。サイレント インストールはコマンド ラインを使用して行い、ウィザードのプロンプトに対応する必要はありません。サイレント アップグレードでは同じインストール コマンドが使用されます。
サイレント インストールを使うと、大規模なエンタープライズに Horizon 8 のコンポーネントを効率よく展開できます。
自動的に、つまりデフォルトでインストールされる機能の一部がインストールされないようにする場合は、ADDLOCAL MSI プロパティを使用して個々のセットアップ オプションと機能を選択的にインストールできます。ADDLOCAL プロパティの詳細については、MSI コマンド ライン オプションおよび MSI プロパティを参照してください。
前提条件
- Active Directory の準備が整っていることを確認してください。Horizon のインストールドキュメントを参照してください。
- デスクトップの展開のためにゲスト OS を準備します。リモート デスクトップの展開のためのゲスト OS の準備を参照してください。
- Windows Server 仮想マシンを単一セッションのリモート デスクトップまたは RDSH ホストとして使用するには、デスクトップで使用するための Windows Server OS の準備で説明されている手順を実行します。
注: Horizon Agent インストーラは、サイレント モードでロールを自動的にインストールしません。RDS モードが必要な場合は、システムに RDSH ロールを事前にインストールします。
- マシンに Microsoft Visual C++ Redistributable パッケージがインストールされている場合、パッケージのバージョンが 2005 SP1 以降であることを確認します。パッケージのバージョンが 2005 以前の場合、パッケージのアップグレードまたはアンインストールのいずれかが可能です。
- VMware 製品ページ http://www.vmware.com/go/downloadview から、Horizon Agent インストーラ ファイルをダウンロードします。
インストーラのファイル名は、VMware-Horizon-Agent-x86-y.y.y-xxxxxx.exe です。y.y.y はバージョン番号、xxxxxx はビルド番号です。
- 仮想マシンまたは物理 PC に対する管理者権限があることを確認します。
- Horizon Agent のカスタム セットアップ オプションについて理解しておきます。Horizon Agent カスタム セットアップ オプションを参照してください。
- MSI インストーラのコマンドライン オプションについて理解しておきます。Microsoft Windows インストーラ コマンド ライン オプションを参照してください。
- Horizon Agent で使用できるサイレント インストールのプロパティについて理解しておきます。Horizon Agent のサイレント インストール プロパティを参照してください。
- Horizon Agent インストール プログラムによってファイアウォール上で開かれる TCP ポートについて理解しておきます。詳細については、Horizon アーキテクチャの計画ドキュメントを参照してください。
- Horizon Agent をサイレント インストールする予定のゲスト OS に、最新の Windows Update パッチがインストールされていることを確認します。場合によっては、Windows Update パッチの保留を実行するために、管理者によるインタラクティブなインストールを行う必要があります。すべての OS 操作とその後の再起動が完了していることを確認します。
手順
次のタスク
仮想マシンが複数の NIC を使用する場合は、Horizon Agent が使用するサブネットを構成します。Horizon Agent のための複数の NIC を使用する仮想マシンの構成を参照してください。