流動割り当てを使用する自動プール内のパワーオン状態のマシンとは異なり、専用割り当てを使用する自動プール内のパワーオン状態のマシンは必ずしも使用可能ではありません。マシンがユーザーに割り当てられていない場合にのみ使用可能です。

専用割り当てを使用する自動プールのデスクトップ プール設定の例は、この例で使用される専用割り当ての自動プールを示しています。

表 1. 専用割り当てを使用する自動プールのデスクトップ プール設定の例
デスクトップ プールの設定
マシン数(最小) 3
マシン数(最大) 5
スペアのパワーオン状態のマシンの数 2
リモート マシンの電源ポリシー マシンは常にパワーオン

このデスクトップ プールがプロビジョニングされると、3 台のマシンが作成され、パワーオンされます。vCenter Server でマシンがパワーオフされた場合、電源ポリシーに従って、マシンはすぐに再度パワーオンになります。

ユーザーがプール内のマシンに接続した後、マシンはそのユーザーに永続的に割り当てられます。ユーザーがマシンから切断した後も、他のユーザーはそのマシンを使用できません。ただし、[マシンは常にパワーオン] ポリシーは適用されたままとなります。割り当て済みマシンが vCenter Server でパワーオフされた場合、すぐに再度パワーオンされます。

別のユーザーが接続すると、2 番目のマシンが割り当てられます。2 番目のユーザーが接続すると、スペア マシンの数が制限を下回るため、別のマシンが作成およびパワーオンされます。最大マシンの制限に達するまで、新しいユーザーが割り当てられるたびに、追加マシンが作成およびパワーオンされます。