Horizon Console では、ログ収集タスクを生成して管理し、Connection Server、デスクトップ プール、ファームのログ バンドルをダウンロードできます。
完全な管理者権限があれば、すべてのログ収集タスクを表示して管理できます。たとえば、ログ作成要求をキャンセルしたり、完了した他のユーザーのログ収集タスクを削除できます。
完全な権限のない管理者は、自分が開始したタスクのみを表示、管理、キャンセルできます。
前提条件
ログを収集するには、ログ収集権限が必要です。Horizon Console で、 の順に移動します。操作ログの取集権限のあるカスタム ロールを作成して、このロールを管理者の権限に追加します。
手順
- Horizon Console で、 の順に移動します。
- [収集] タブで、コンポーネントのタイプを選択して、[検索] をクリックします。
コンポーネントのタイプは次のとおりです。
- [Connection Server]:Connection Server を選択します。
- [エージェント]:現在のポッドからデスクトップ プールを選択します。
- [エージェント RDS]:現在のポッドからファームを選択します。
- リストからコンポーネント選択し、[収集] をクリックします。
[ログ収集ステータス] ウィンドウに、選択したコンポーネントと各コンポーネントのログ収集タスクのステータスが表示されます。ステータスには、正常にキューされたログとエラーによる失敗が表示されます。最新のステータスを確認するには、リストを更新します。
- Connection Server:Connection Server がエージェント ログ収集タスクの所有者の場合、その Connection Server のログ収集タスクが失敗し、「サーバがビジーです。後で再度実行してください」というエラー メッセージが返されることがあります。
- エージェント:エージェントでログ収集タスクが完了すると、エージェント ログ バンドルが Connection Server のローカル ファイル システムにコピーされます。
注: 特定のコンポーネントのログがすでに要求されている場合、ログ作成要求の重複を防ぐため、そのコンポーネントは無効になります。
- [管理] タブの [ダウンロード] 列でリンクをクリックして、コンポーネントのログ バンドルをダウンロードします。
ログ バンドルは、ユーザーのローカル ファイル システムにダウンロードされます。
- 完了したログ収集タスクのログ バンドルを削除するには、コンポーネントを選択して [削除] をクリックします。
ローカル ファイル システムのログ ストレージ ディレクトリに生成されたログ バンドルが削除されます。削除操作を実行すると、ログ収集タスクが削除されます。また、Connection Server のローカル ファイル システム上のログ ストレージ ディレクトリ(デフォルトは
%PROGRAMDATA%/VMware/VDM/DCT)に保存されている関連のログ バンドルも削除されます。
注: この操作を行うには、完全な管理者権限が必要です。
- 自分で開始したログ作成タスクをキャンセルするには、コンポーネントを選択して [キャンセル] をクリックします。次のタスクを開始する前に、エラー状態のタスクをキャンセルする必要があります。
キャンセル プロセスは、コンポーネントのタスクが実行中か、完了しているかによって異なります。
コンポーネント |
実行中のタスク プロセス |
完了しているタスク プロセス |
Connection Server |
- バックグラウンドで実行中のプロセスが中止されます。
- ログ ストレージの場所に生成された中間ファイルが削除されます。
- タスクが削除されます。
注: バックグラウンドで実行中のプロセスがエラーで停止すると、中止操作が失敗することがあります。その場合、手動でのリカバリが必要になります。
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- ログ ストレージの場所に生成されたログ バンドルが削除されます。
- タスクが削除されます。
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エージェント |
- Connection Server は、エージェントでログ収集が完了するまで待機します。
- エージェント ログ バンドルが Connection Server にコピーされます。
- ログ バンドルが削除されます。
- タスクが削除されます。
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- ログ ストレージの場所に保存されたログ バンドルが削除されます。
- タスクが削除されます。
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