アップグレードの一部として、Connection Server を新しいマシンに移行できます。

前提条件

  • 少なくとも 1 つの既存の Connection Server インスタンスを最新バージョンにアップグレードします。レプリカ グループ内の Connection Server のアップグレードを参照してください。このアップグレードの間に、既存の Horizon LDAP がアップグレードされます。
  • 新しい物理マシンまたは仮想マシンが Connection Server のインストールに対するシステム要件を満たしていることを確認します。Horizon Connection Server でサポートされるオペレーティング システムおよび Horizon Connection Server のハードウェア要件を参照してください。
  • VMware Horizon のセキュリティ関連の要件について理解し、これらの要件を満たしていることを確認します。Horizon Connection Server のアップグレード要件を参照してください。
  • この手順をいつ実行すべきかを判断します。利用可能なデスクトップメンテナンス期間を選択します。1 インスタンスにつき 15 ~ 30 分を予定してください。
  • インストーラの実行に使用するホスト上に管理者権限のあるドメイン ユーザー アカウントがあることを確認します。
  • レプリカ インスタンスをインストールするための手順をよく理解してください。Horizon のインストールドキュメントを参照してください。この手順の一部としてレプリカ インスタンスをインストールします。

既存のロード バランサの構成を変更する必要はありません。

手順

  1. Connection Server のアップグレードされたインスタンスが実行されていて、Connection Server をインストールする予定の新しいマシンにアクセスできることを確認します。
    新しいホストに Connection Server をインストールするときは、この既存のインスタンスを指定します。
  2. 新しいマシンで、Connection Server のレプリカ インスタンスをインストールします。
    新しいインスタンスの Horizon LDAP は、アップグレードされたソース インスタンスのものを複製します。
  3. 必要に応じて、Windows の [プログラムの追加と削除] ユーティリティを使用して、古いホストから Connection Server をアンインストールします。
  4. Horizon Console で、[設定] > [サーバ] > [Connection Server] タブに移動し、アンインストールした Connection Server インスタンスがまだリストに表示されるかどうかを調べます。
  5. アンインストールした Connection Server インスタンスがまだリストに表示される場合は、vdmadmin コマンドを使用して削除します。
    vdmadmin.exe -S -s server_name -r

    この例で、server_name は Connection Server ホストのホスト名または IP アドレスです。vdmadmin コマンド ライン ツールの詳細については、Horizon の管理ドキュメントを参照してください。

結果

Connection Server の新しいインスタンスがグループに追加されて、古いインスタンスが削除されます。

次のタスク

残りの VMware Horizon サーバ コンポーネントをアップグレードします。

パフォーマンス データを監視するようにデータ コレクタ セットが構成されているサーバに Connection Server を再インストールしてある場合は、データ コレクタ セットを停止して再起動してください。

ロード バランサを使用して Connection Server へのアクセスを管理する場合は、ロード バランサの構成を更新して、新しくインストールされた Connection Server を追加し、使用停止状態の Connection Server を削除します(該当する場合)。