Microsoft Windows インストーラ (MSI) のサイレント インストール機能を使用して、複数の Windows 仮想マシンまたは物理コンピュータに Horizon Agent をインストールできます。サイレント インストールはコマンド ラインを使用して行い、ウィザードのプロンプトに対応する必要はありません。サイレント アップグレードでは同じインストール コマンドが使用されます。すでにインストールされている Horizon Agent コンポーネントをサイレント モードで変更することもできます。

サイレント インストールを使うと、大規模なエンタープライズに Horizon のコンポーネントを効率よく展開できます。

自動的に、つまりデフォルトでインストールされる機能の一部がインストールされないようにする場合は、ADDLOCAL MSI プロパティを使用して個々のセットアップ オプションと機能を選択的にインストールできます。ADDLOCAL プロパティの詳細については、MSI コマンド ライン オプションおよび MSI プロパティを参照してください。

ADDLOCAL および REMOVE MSI プロパティを使用して、機能を変更できます。

ModifyPath ベースのコマンド ラインの場合は、次の PowerShell コマンドを使用して、 Horizon Agent がインストールされているシステムにインストール済みのコンポーネントのレジストリをクエリで確認できます。
Get-ItemProperty HKLM:\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall\* | Select-Object DisplayName, ModifyPath | 
Where-Object {$_.DisplayName -eq 'VMware Horizon Agent'} | Format-Table –AutoSize
出力は次のとおりです。
DisplayName               ModifyPath
VMware Horizon Agent      MsiExec.exe /I{A17DD662-DFB3-4997-9C0F-4E687A300111}

前提条件

  • Active Directory の準備が整っていることを確認してください。Horizon のインストールドキュメントを参照してください。
  • デスクトップの展開のためにゲスト OS を準備します。リモート デスクトップの展開のためのゲスト OS の準備を参照してください。
  • Windows Server 仮想マシンを単一セッションのリモート デスクトップまたは RDSH ホストとして使用するには、デスクトップで使用するための Windows Server OS の準備で説明されている手順を実行します。
    注: Horizon Agent インストーラは、サイレント モードでロールを自動的にインストールしません。RDS モードが必要な場合は、システムに RDSH ロールを事前にインストールします。
  • マシンに Microsoft Visual C++ Redistributable パッケージがインストールされている場合、パッケージのバージョンが 2005 SP1 以降であることを確認します。パッケージのバージョンが 2005 以前の場合、パッケージのアップグレードまたはアンインストールのいずれかが可能です。
  • VMware 製品ページ http://www.vmware.com/go/downloadview から、Horizon Agent インストーラ ファイルをダウンロードします。

    インストーラのファイル名は VMware-Horizon-Agent-x86-YYMM-y.y.y-xxxxxx.exe です。YYMM はマーケティング バージョン番号、y.y.y は内部バージョン番号、xxxxxx はビルド番号です。

  • 仮想マシンまたは物理 PC に対する管理者権限があることを確認します。
  • Horizon Agent のカスタム セットアップ オプションについて理解しておきます。Horizon Agent カスタム セットアップ オプションを参照してください。
  • MSI インストーラのコマンドライン オプションについて理解しておきます。Microsoft Windows インストーラ コマンド ライン オプションを参照してください。
  • Horizon Agent で使用できるサイレント インストールのプロパティについて理解しておきます。Horizon Agent のサイレント インストール プロパティを参照してください。
  • Horizon Agent インストール プログラムによってファイアウォール上で開かれる TCP ポートについて理解しておきます。詳細については、Horizon アーキテクチャの計画ドキュメントを参照してください。
  • Horizon Agent をサイレント インストールする予定のゲスト OS に、最新の Windows Update パッチがインストールされていることを確認します。場合によっては、Windows Update パッチの保留を実行するために、管理者によるインタラクティブなインストールを行う必要があります。すべての OS 操作とその後の再起動が完了していることを確認します。

手順

  1. 仮想マシンまたは物理 PC で Windows コマンド プロンプトを開きます。
  2. インストール コマンドを 1 行で入力します。
    次の例では、Core、VMware Blast、PCoIP、Unity Touch、VmVideo、PSG、USB リダイレクト、および Real-Time Audio-Video のコンポーネントとともに、 Horizon Agentをインストールします。

    VMware-Horizon-Agent-x86-YYMM-y.y.y-xxxxxx.exe /s /v"/qn VDM_VC_MANAGED_AGENT=1 ADDLOCAL=Core,SVIAgent,USB,RTAV"

    次の例では、管理対象外のコンピュータに Horizon Agent をインストールし、指定した Connection Server( cs1.companydomain.com)にデスクトップを登録します。また、インストーラは、Core、VMware Blast、PCoIP、Unity Touch、VmVideo、PSG、VMware Integrated Printing、USB リダイレクト コンポーネントをインストールします。

    VMware-Horizon-Agent-x86-YYMM-y.y.y-xxxxxx.exe /s /v"/qn VDM_VC_MANAGED_AGENT=0 VDM_SERVER_NAME=cs1.companydomain.com VDM_SERVER_USERNAME=admin.companydomain.com VDM_SERVER_PASSWORD=secret ADDLOCAL=Core,PrintRedir,USB"

    次の例では、USB コンポーネントを変更して既存のインストールから削除しています。 VMware-Horizon-Agent-x86-YYMM-y.y.y-xxxxxx.exe /s /v"/qn REMOVE=USB"

    ProductCode ベースのコマンドラインの例:msiexec.exe /I{A17DD662-DFB3-4997-9C0F-4E687A300111} /qn REMOVE=USB

    次の例では、Horizon Performance Tracker を Horizon ヘルプ デスク ツールに置き換えることで、エージェントのインストールを変更しています。 VMware-Horizon-Agent-x86-YYMM-y.y.y-xxxxxx.exe /s /v"/qn ADDLOCAL=HelpDesk REMOVE=PerfTracker”

    ProductCode ベースのコマンドラインの例: msiexec.exe /I{A17DD662-DFB3-4997-9C0F-4E687A300111} /qn ADDLOCAL=HelpDesk REMOVE=PerfTracker

    次の例では、シリアル ポートとスキャナ リダイレクトを追加することで、エージェントのインストールを変更しています。 VMware-Horizon-Agent-x86-YYMM-y.y.y-xxxxxx.exe /s /v"/qn ADDLOCAL=SerialPortRedirection,ScannerRedirection”

    ProductCode ベースのコマンドラインの例:msiexec.exe /I{A17DD662-DFB3-4997-9C0F-4E687A300111} /qn ADDLOCAL=SerialPortRedirection,ScannerRedirection

    Windows Server マシンに Horizon Agent をインストールし、そのマシンを RDS ホストとしてではなくシングルユーザー Horizon デスクトップとして構成する場合は、インストール コマンドに VDM_FORCE_DESKTOP_AGENT=1 プロパティを含める必要があります。この要件は、vCenter Server によって管理されるマシンと管理対象外のマシンに適用されます。

次のタスク

仮想マシンが複数の NIC を使用する場合は、Horizon Agent が使用するサブネットを構成します。Horizon Agent のための複数の NIC を使用する仮想マシンの構成を参照してください。