考慮すべき最も基本的な問題は、特定のタイプのユーザーにとって、ステートフル デスクトップ イメージとステートレス デスクトップ イメージのどちらが必要かという点です。パーシステント デスクトップと非パーシステント デスクトップのどちらを使用するかは、ワーカーのタイプによって異なります。
- パーシステント デスクトップ
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パーシステント デスクトップでは、保持、保守、バックアップが必要なデータをオペレーティング システム イメージ自体に保持しています。たとえば、独自のアプリケーションをいくつかインストールする必要があるユーザーや、ファイル サーバ上やアプリケーション データベース内などの仮想マシン自体の外部に保存できないデータを保持しているユーザーの場合、パーシステント デスクトップが必要になります。
VMware Horizon には、パーシステント デスクトップを作成する方法がいくつかあります。
完全クローン仮想マシンの自動プールを作成できます。
仮想デスクトップまたは物理デスクトップ(vCenter Server 仮想マシン、vCenter Server 以外の仮想マシン、物理 PC)をすでに作成している場合は、専用割り当ての手動デスクトップ プールを使用し、パーシステント デスクトップとして VMware Horizon にインポートできます。
パーシステント デスクトップを使用すると、ユーザーは自分のデスクトップを柔軟に管理できるようになります。ただし、より多くのコンピューティング リソースを消費するため、IT による管理が困難になります。これらのデスクトップには、従来のイメージ管理テクニックが必要な可能性があります。パーシステント デスクトップでは、特定のストレージ システム テクノロジとの組み合わせによりストレージ コストが低くなる場合があります。各パーシステント デスクトップは一意で、保持する必要があるため、バックアップとリカバリのテクノロジーは、ビジネス継続性の戦略を検討する際に重要になります。
- 非パーシステント デスクトップ
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非パーシステント デスクトップはステートレス イメージで、どれも同じです。これらは主に、独自のアプリケーションをインストールまたは保存する必要がないユーザーによって使用されます。非パーシステント デスクトップには、より容易なサポート、より低いストレージ コストなどの多くの利点があります。その他の利点として、仮想マシンをバックアップする必要性が低いことや、より容易で、より低価格なディザスタ リカバリおよびビジネス継続性オプションがあります。一意のユーザー データが保存されていないため、仮想デスクトップ自体を保護する必要はありません。仮想デスクトップが破棄された場合は、ゴールド イメージから再作成できます。フォルダのリダイレクトと各種のプロファイル テクノロジーを使用して、ユーザー プロファイルやユーザー データの保存に使用することもできます。
VMware Horizon では、インスタント クローンを使用して、非パーシステント デスクトップを作成できます。インスタント クローンの詳細については、Horizon での仮想デスクトップのセットアップを参照してください。
- タスク ワーカー用デスクトップ
- タスク ワーカーは少数のアプリケーションで反復的なタスクを実行するため、非パーシステント デスクトップを利用できます。これにより、ストレージのコンピューティング コストを抑え、デスクトップの管理を容易にすることができます。
- ナレッジ ワーカーとパワー ユーザー用デスクトップ
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ナレッジ ワーカーは通常、複雑なドキュメントを作成して維持する必要があります。多くの場合、パワー ユーザーは、独自のアプリケーションをインストールし、それらを保持する必要があります。保持する必要がある個人データの性質と量に応じて、非パーシステント デスクトップかパーシステント デスクトップのいずれかが必要になります。
ユーザーが独自のアプリケーションをインストールする必要があり、それによってオペレーティング システム ディスクにデータが追加される場合は、完全クローン仮想マシンを使用するパーシステント デスクトップを作成することをおすすめします。
- キオスク ユーザー用デスクトップ
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キオスク ユーザーには、航空会社のチェックイン ステーションにいる顧客、教室または図書館にいる学生、医療データ入力ワークステーションにいる医療スタッフ、セルフサービス地点にいる顧客などが含まれます。ユーザーはクライアント デバイスまたはリモート デスクトップを使用するためにログインする必要がないため、これらのデスクトップ プールを使用する資格はユーザーではなく、クライアント デバイスに関連付けられたアカウントに付与されます。ただし引き続き、ユーザーに、一部のアプリケーションでは認証情報を入力するよう求めることもできます。
ユーザー データはオペレーティング システムのディスクに保存する必要がないため、キオスク モードで動作するように設定されている仮想マシン デスクトップは非パーシステント デスクトップを使用します。キオスク モードのデスクトップは、シン クライアント デバイスまたはロックダウンされた PC で使用されます。デスクトップ アプリケーションに安全なトランザクションのための認証メカニズムが実装されていること、物理ネットワークが改ざんやスヌーピングに対して安全であること、およびネットワークに接続されているすべてのデバイスが信頼できることを確認する必要があります。
キオスク モードを設定するには、
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コマンドライン インターフェイスを使用し、Horizon の管理のキオスク モードに関するトピックに記載されているいくつかの手順を実行する必要があります。
特定のタイプのワーカーのデスクトップ プールの作成方法については、Horizon での仮想デスクトップのセットアップを参照してください。