RDS (Remote Desktop Services) ホストを使用して、公開アプリケーションとセッションベースのリモート デスクトップをエンドユーザーに提供します。

RDS ホストには物理マシンまたは仮想マシンを使用できます。この例で、以下の表に示した仕様で仮想マシンを使用します。この仮想マシンをホストする ESXi ホストは、物理サーバの障害から保護するための VMware HA クラスタに含めることができます。

表 1. RDS ホスト仮想マシンの例
アイテム
オペレーティング システム 64 ビット Windows Server 2012 R2
RAM 24 GB
仮想 CPU 4
システム ディスク容量 40 GB
仮想 SCSI アダプタのタイプ LSI Logic SAS または VMware 準仮想化 (PVSCSI) のいずれかを選択します。

PVSCSI を使用する場合、インストールする Windows のバージョンによっては追加の手順が必要になることがあります。詳細については、VMware ナレッジベースの記事 Configuring disks to use VMware Paravirtual SCSI (PVSCSI) controllers (1010398)を参照してください。

仮想ネットワーク アダプタ VMXNET 3
1 つの NIC 1 ギガビット
クライアント接続の合計の最大数(セッション ベースのリモート デスクトップ接続と公開アプリケーション接続を含む) 50
注: リソース仕様の最後の方に RDS ホストを構成すると、デフォルトのインストールではなく、すべての機能を使用する場合に、リソースの制約が発生する可能性があります。