Horizon Help Desk Tool の管理者には、Horizon Console でトラブルシューティング タスクを実行するため、特定の権限が必要です。

次の表に、 Horizon Help Desk Tool の管理者が実行できる一般的なタスクと、各タスクの実行に必要な権限を示します。
注: Horizon Help Desk Tool は、管理の委任に基づいてフェデレーション アクセス グループをサポートしますが、アクセス グループベースの管理の委任はサポートしていません。 Horizon Help Desk Tool にアクセスするには、ルート アクセス グループと任意のフェデレーション アクセス グループに対してヘルプ デスクの管理(読み取り専用)権限が必要です。
表 1. Horizon Help Desk Tool タスクと権限
タスク 必要な権限
Horizon Help Desk Tool に対する読み取り専用アクセス。 ルート アクセス グループに対する[ヘルプ デスクの管理(読み取り専用)]
グローバル セッションを管理します。 [グローバル セッションの管理] は、グローバル セッションが存在するグローバル資格のフェデレーション アクセス グループに必要です。
Horizon Console にログインできます。 [コンソール操作]
注:

新しいロールに [コンソール操作] が自動的に追加されます。この権限は、Horizon Console のグローバル権限のリストに表示されません。

ローカル ポッド クラスタのデスクトップ プールまたはアプリケーション プールから提供されるセッションで、すべてのマシンおよびセッション関連のコマンドを実行します。 ルート アクセス グループに対する [マシンを管理]
ローカル ポッド クラスタのデスクトップ プールまたはアプリケーション プールから提供されるセッションでのメッセージ送信、切断、ログオフ。 ルート アクセス グループに対する [セッションを管理]
グローバル セッションでのメッセージ送信、切断、ログオフ操作。 [グローバル セッションを管理] は、グローバル セッションが存在するグローバル資格のフェデレーション アクセス グループに必要です。セッションがローカル ポッド クラスタのデスクトップ プールまたはファームでホストされている場合、そのセッションがグローバル資格によって提供されていても、管理者にルート アクセス グループに対して [セッションを管理] 権限があれば、操作は許可されます。
グローバル セッションの再起動とリセット操作。 [グローバル セッションを管理] は、グローバル セッションが存在するグローバル資格のフェデレーション アクセス グループに必要です。セッションがローカル ポッド クラスタのデスクトップ プールまたはファームでホストされている場合、そのセッションがグローバル資格によって提供されていても、管理者にルート アクセス グループに対して [再起動操作を管理] 権限があれば、操作は許可されます。
ローカル セッションのリセットと再起動操作。 ルート アクセス グループに対する [再起動操作を管理]
リモート アシスタンス操作。 ルート アクセス グループに対する [リモート アシスタンス]
リモートのプロセスとアプリケーションを終了します。 ルート アクセス グループに対する [リモートのプロセスとアプリケーションを管理]
Horizon Help Desk Tool で、すべてのタスクを実行します。 ルート フェデレーション アクセス グループに対する [グローバル セッションを管理]。ローカル ポッドがポッド フェデレーションの一部ではない場合、管理者はルート アクセス グループに対して [グローバル セッションの管理] 権限を持っている必要があります。また、管理者はルート アクセス グループに対して [再起動操作を管理][セッションを管理][リモート アシスタンス][リモートのプロセスとアプリケーションを管理] が必要です。
リモート アシスタンス操作とリモートのプロセスとアプリケーションの終了。 [ヘルプデスクを管理(読み取り専用)][リモート アシスタンス][リモートのプロセスとアプリケーションを管理]