Connection Server コンピュータで、50 台より多くのリモート デスクトップを展開するには、10GB のメモリが必要です。10GB 以上のメモリを持つ Windows Server コンピュータは、Connection Server がサポートできる最大数である、約 2,000 の同時トンネル セッションをサポートするように自動的に構成されます。

10GB 未満のメモリは、小規模の概念実証の展開の場合にのみ構成します。4GB という必要最小メモリの構成では、約 500 の同時トンネル セッションをサポートでき、小規模の概念実証の展開をサポートするには十分です。

しかし、展開は、より多くのユーザーが環境に追加されるに従って大きくなる可能性があるため、VMware では常に 10GB 以上のメモリを構成することを推奨しています。環境が大きくならず、メモリが入手できないと分かっている場合に限り、例外とします。

Connection Server を 10GB 未満のメモリでインストールすると、インストール完了後に、VMware Horizon によって警告メッセージが生成され、推奨メモリに関する情報が表示されます。12 時間ごとにイベントがトリガされ、Connection Server インスタンスが小容量の物理メモリで構成されていることが通知されます。

より大規模な展開をサポートするためにコンピュータのメモリを 10GB に増設する場合は、Connection Server を再起動して、JVM ヒープ サイズが自動的に推奨値に増やされたことを確認します。Connection Server を再インストールする必要はありません。

重要: 64 ビットの Windows Server コンピュータでは、JVM ヒープ サイズを変更しないでください。この値を変更すると、Connection Server の動作が不安定になる可能性があります。64 ビットのコンピュータでは、Connection Server のサービスが物理メモリに合わせて JVM ヒープ サイズを設定します。

Connection Server の追加のハードウェアおよびメモリ要件については、Horizon Connection Server のハードウェア要件を参照してください。

大規模な展開で Connection Server を使用する場合のハードウェアおよびメモリの推奨構成については、Horizon アーキテクチャの計画の「Connection Server の最大接続数と仮想マシン構成」を参照してください。