URL コンテンツ リダイレクト設定を作成して割り当てたら、いくつかの手順を実行して、設定が適切に機能していることを確認します。

前提条件

vdmutil コマンドライン インターフェイスのオプションと要件について理解し、vdmutil コマンドを実行するための適切な権限があることを確認します。Connection Server インスタンスでの vdmutil コマンドライン ユーティリティの使用を参照してください。

手順

  1. Connection Server インスタンスにログインします。
  2. --readURLSetting オプションを指定して vdmutil コマンドを実行します。
    例:
    vdmutil --readURLSetting --urlSettingName url-filtering --authAs johndoe 
    --authDomain mydomain --authPassword secret
    このコマンドは、URL コンテンツ リダイレクト設定に関する詳細情報を表示します。たとえば、 url-filtering 設定の次のコマンド出力では、 google.* というテキストを含む HTTP および HTTPS URL は、クライアントから iexplore2012 という名前のローカル アプリケーション プールにリダイレクトされることを示しています。
    URL Redirection setting url-filtering
       Description                                     : null
       Enabled                                         : true
       Scope of URL Redirection Setting                : LOCAL
       URL Scheme And Local Resource handler pairs
          URL Scheme                                   : http
          Handler type                                 : APPLICATION
          Handler Resource name                        : iexplore2012
          URL Scheme                                   : https
          Handler type                                 : APPLICATION
          Handler Resource name                        : iexplore2012
       AgentPatterns
            https://google.*
            http://google.*
       ClientPatterns
          No client patterns configured
  3. Windows クライアントで、次の手順を行います。
    1. Horizon Client を開いて、Connection Server インスタンスに接続し、設定で構成されている URL パターンに一致する URL をクリックし、URL が予想どおりにリダイレクトされていることを確認します。
    2. レジストリ エディタ (regedit) を開いて、\Computer\HKEY_CURRENT_USER\Software\VMware.Inc.\VMware VDM\URLRedirection\ のパスにあるレジストリ キーを確認します。
      設定で指定された各プロトコルのキーが表示されます。プロトコルをクリックすると、そのプロトコルに関連付けられているルールを表示できます。たとえば、 agentRules はリダイレクトされている URL を示し、 brokerHostName は URL のリダイレクト時に使用される Connection Server インスタンスの IP アドレスや完全修飾ホスト名を示し、 remoteItem はリダイレクトされた URL を処理するデスクトップまたはアプリケーション プールの表示名を示します。
  4. Mac クライアントで、次の手順を行います。
    1. Horizon Client を開き、Connection Server インスタンスに接続します。
    2. Notes などのサードパーティ アプリケーションで、設定した URL パターンと一致する URL をクリックして、URL が期待どおりにリダイレクトされることを確認します。
    3. JSON ファイルが作成されていることを確認します。
      注: JSON ファイルは、VMware URL コンテンツ リダイレクト ヘルパー拡張機能がインストールされたときに作成されます。
      ブラウザ パス
      Chrome ~/Library/Application Support/Google/Chrome/Default/Extensions/lfidjngibpklhhijphdmbmedchiiolgk/version/data.json
      Edge ~/Library/Application Support/Microsoft Edge/Default/Extensions/lfidjngibpklhhijphdmbmedchiiolgk/version/data.json
  5. Linux クライアントで、次の手順を行います。
    1. Horizon Client を開き、Connection Server インスタンスに接続します。
    2. サードパーティ アプリケーションとブラウザ用に JSON ファイルが作成されていることを確認します。
      注: JSON ファイルは、VMware URL コンテンツ リダイレクト ヘルパー拡張機能がインストールされたときに作成されます。
      コンポーネント パス
      サードパーティ アプリケーション

      ~/.vmware/broker-url-config.json

      Chrome

      ~/.config/google-chrome/Default/Extensions/lfidjngibpklhhijphdmbmedchiiolgk/version/data.json

      Firefox

      ~/.mozilla/managed-storage/[email protected]