これらのプロパティを使用すると、クライアントの動作をモニタリングできます。これらのプロパティには、誤動作を検出して回避するためのプロパティが含まれます。

表 1. 動作モニタリングのプロパティ
プロパティ 説明 デフォルト値 動的
handshakeLifetime

TLS ハンドシェイクの最大の時間(秒)。

10 または 100(ハンドシェイクの監視を参照)

いいえ

secureHandshakeDelay

ブラックリストに登録されている場合の TLS ハンドシェイクの遅延時間(ミリ秒)。

0(ブラックリスト登録が無効の場合)

いいえ

insecureHandshakeDelay

ブラックリストに登録されている場合の TLS 以外のハンドシェイクの遅延時間(ミリ秒)。

0(ブラックリスト登録が無効の場合)

いいえ

requestTallyThreshold

30 秒間に処理された HTTP 要求の数(クライアントのブラックリスト登録)

50

いいえ

tarPitGraceThreshold

30 秒間に処理されなかった HTTP 要求の数(クライアントのブラックリスト登録)

3

いいえ

secureBlacklist...

ブラックリストに登録されている場合に、ポート 443 ですぐに拒否される IP アドレスのリスト。

なし

はい

insecureBlacklist...

ブラックリストに登録されている場合に、ポート 80 ですぐに拒否される IP アドレスのリスト。

なし

はい

secureWhitelist...

ポート 443 でブラックリストから除外される IP アドレスのリスト。

なし

はい

insecureWhitelist...

ポート 80 でブラックリストから除外される IP アドレスのリスト。

なし

はい

動的エントリに対する変更はすぐに反映されます。サービスを再起動する必要はありません。