Linux 仮想マシンをリモート デスクトップとして展開できるようにするには、Horizon Agent を Linux 仮想マシンにインストールする必要があります。

注意: NVIDIA GRID vGPU を使用する場合には、Horizon Agent をインストールする前に、Linux 仮想マシンで 3D グラフィックス機能を構成する必要があります。Horizon Agent を最初にインストールしてしまうと、 xorg.conf ファイルの必須パラメータが上書きされ、3D グラフィックス機能が動作しません。

vGPU を使用するためのサポート対象の Linux ディストリビューションの設定を参照してください。3D グラフィックスの構成が完了したら、Horizon Agent をインストールします。

2D グラフィックスを構成する場合は、リモート デスクトップ デプロイ用の Linux マシンの準備の手順を完了した後に Horizon Agent をインストールできます。

前提条件

手順

  1. VMware ダウンロード サイト (https://my.vmware.com/web/vmware/downloads) から、Horizon Agent for Linux インストーラ ファイルをダウンロードします。
    VMware Horizon の現在のリリースのダウンロード ページに移動します。製品のダウンロード リストで、64 ビット版 Linux システム用 Horizon Agent のインストーラ ファイルを探します。

    64 ビット Linux の場合、インストーラのファイル名は VMware-horizonagent-linux-x86_64-YYMM-y.y.y-xxxxxxx.tar.gz です。YYMM はマーケティング バージョン番号、y.y.y は内部バージョン番号、xxxxxxx はビルド番号です。

  2. tar 形式の Linux ディストリビューションを展開します。
    例:
    tar -xzvf VMware-horizonagent-linux-x86_64-YYMM-y.y.y-xxxxxxx.tar.gz
  3. tarball フォルダに移動します。
  4. install_viewagent.sh スクリプトをスーパー ユーザーとして実行します。
    このスクリプトで使用可能なオプション パラメータの詳細については、 install_viewagent.sh コマンドライン オプションを参照してください。
    例:
    sudo ./install_viewagent.sh -A yes
  5. -A パラメータを指定せずに install_viewagent.sh を実行する場合、Yes と入力して EULA に同意します。
    EULA に同意しない限りインストーラは実行されません。
  6. Linux 仮想マシンを再起動して、変更を有効にします。

結果

インストール後に、 viewagent サービスは開始されます。サービスが、 sudo service viewagent statusを使用して開始されたことを確認します。

次のタスク

デスクトップ プールに仮想マシンをデプロイします。Linux 版手動デスクトップ プールの作成を参照してください。