Linux デスクトップで特定のオプションを設定するには、/etc/vmware/config ファイルまたは /etc/vmware/viewagent-custom.conf ファイルにエントリを追加します。
インストーラは、Horizon Agent のインストール中に、2 つの構成テンプレート ファイル config.template と viewagent-custom.conf.template を /etc/vmware にコピーします。/etc/vmware/config ファイルと /etc/vmware/viewagent-custom.conf ファイルが存在しない場合、インストーラは config.template を config に、viewagent-custom.conf.template を viewagent-custom.conf にコピーします。すべての構成オプションが表示されます。この情報は、構成ファイルにも記載されます。オプションを設定するには、コメントを削除して値を適切に変更します。
RemoteDisplay.buildToPNG=TRUE
構成を変更したら、Linux を再起動して変更を有効にしてください。
/etc/vmware/config の構成オプション
オプション | 値/形式 | デフォルト | 説明 |
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appScanner | error、warn、info、または debug | info | このオプションには、appScanner ログ ファイルに記録される詳細レベルを指定します。これにより、リモート アプリケーション セッションに関連するアクティビティが記録されます。「error」レベルから「debug」レベルまでの範囲で指定できます。前者は情報量が最も少なく、後者は情報量が最も多くなります。 appScanner ログは /tmp/vmware-root/vmware-appScanner-<pid> にあります。<pid> は appScanner プロセスの ID です。 |
BlastProxy.log.logLevel | error、warn、info、verbose、debug、または trace | info | このオプションには、BlastProxy ログ ファイルに記録される詳細レベルを指定します。「error」レベルから「trace」レベルまでの範囲で指定できます。前者は情報量が最も少なく、後者は情報量が最も多くなります。 BlastProxy ログは /tmp/vmware-root/vmware-BlastProxy-<pid>.log にあります。<pid> は BlastProxy プロセスの ID です。 |
BlastProxy.UdpEnabled | true または false | true | このオプションには、BlastProxy がセキュア ポート 22443 経由で UDP 要求を Horizon Agent に転送するかどうかを指定します。true を指定すると、UDP 転送が有効になります。false を指定すると、UDP 転送が無効になります。 |
cdrserver.cacheEnable | true または false | true | このオプションを設定して、エージェントからクライアント側への書き込みキャッシュ機能を有効または無効にします。 |
cdrserver.customizedSharedFolderPath | folder_path | /home/ | クライアント ドライブ リダイレクト共有フォルダの場所をデフォルトの /home/user/tsclient ディレクトリからカスタム ディレクトリに変更するには、このオプションを使用します。 たとえば、ユーザー test がクライアント ドライブ リダイレクト共有フォルダを /home/test/tsclient ではなく、/mnt/test/tsclient に配置する場合、cdrserver.customizedSharedFolderPath=/mnt/ を指定できます。
注: このオプションを有効にするには、指定したフォルダが存在し、正しいユーザー権限で設定されている必要があります。
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cdrserver.forcedByAdmin | true または false | false | このオプションを設定して、cdrserver.shareFolders オプションで指定されていない追加のフォルダをクライアントが共有できるかどうかを制御します。 |
cdrserver.logLevel | error、warn、info、debug、trace、または verbose | info | このオプションを使用して、vmware-CDRserver.log ファイルのログ レベルを設定します。 |
cdrserver.permissions | R | RW | このオプションを使用して、Horizon Client によって共有されるフォルダに対する Horizon Agent の追加の読み取り/書き込み権限を適用します。例:
一般的な使用方法は次のとおりです。
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cdrserver.sharedFolders | file_path1,R;file-path2,; file_path3,R; ... | 未定義 | クライアントが Linux デスクトップと共有できるフォルダへのファイルパスを 1 つ以上指定します。例:
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Clipboard.Direction | 0, 1, 2, または 3 | 2 | このオプションを使用して、クリップボード リダイレクト ポリシーを指定します。有効な値は以下のとおりです。
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collaboration.enableControlPassing | true または false | true | このオプションは、共同作業者に Linux デスクトップのコントロールを許可または制限する場合に設定します。読み取り専用の共同作業セッションを指定するには、このオプションを false に設定します。 |
collaboration.enableEmail | true または false | true | インストールされているメール アプリケーションで共同作業の招待を送信するかどうかを設定するには、このオプションを使用します。このオプションを無効にすると、メール アプリケーションがインストールされていても E メールでの共同作業の招待は送信できません。 |
collaboration.logLevel | error、info または debug | info | このオプションを使用して、共同作業セッションのログ レベルを設定します。ログ レベルが debug の場合、collabui 関数の呼び出しと collabor リストのコンテンツがログに記録されます。 |
collaboration.maxCollabors | 20 以下の整数 | 5 | セッションの参加に招待できる共同作業者の最大数を指定します。 |
collaboration.serverUrl | [URL] | 未定義 | 共同作業の招待状に含めるサーバ URL を指定します。 |
Desktop.displayNumberMax | 整数 | 159 | ユーザー セッションに割り当てる X Window System のディスプレイ番号の上限を指定します。この機能は、SLED/SLES デスクトップではサポートされていません。 割り当てを 1 つのディスプレイ番号に制限するには、Desktop.displayNumberMax と Desktop.displayNumberMin に同じ値を設定します。
注: 0 ~ 9 の任意のディプレイ番号を含む範囲を指定すると、X サーバと競合する可能性があります。
VMware ナレッジベースの記事 KB81704 に記載されている回避策を使用します。
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Desktop.displayNumberMin | 整数 | 100 | ユーザー セッションに割り当てる X Window System のディスプレイ番号の下限を指定します。この機能は、SLED/SLES デスクトップではサポートされていません。 割り当てを 1 つのディスプレイ番号に制限するには、Desktop.displayNumberMax と Desktop.displayNumberMin に同じ値を設定します。
注: 0 ~ 9 の任意のディプレイ番号を含む範囲を指定すると、X サーバと競合する可能性があります。
VMware ナレッジベースの記事 KB81704 に記載されている回避策を使用します。
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mksVNCServer.useUInputButtonMapping | true または false | false | Ubuntu または RHEL 7.x で左手用マウスのサポートを有効にするには、このオプションを設定します。CentOS の場合、このオプションを設定する必要はありません。この設定を行うと、左手用マウスがネイティブにサポートされます。 |
mksvhan.clipboardSize | 整数 | 1024 | このオプションを使用して、クリップボードの最大サイズをコピー アンド ペーストします。 |
rdeSvc.allowDisplayScaling | true または false | false | このオプションを設定して、画面のスケーリングを有効または無効に設定します。これにより、テキスト、アイコン、ナビゲーション要素のサイズが変更されます。 |
rdeSvc.blockedWindows | アプリケーション実行ファイルのパスのセミコロン区切りのリスト。 | 該当なし | このオプションを使用して、特定のアプリケーションがリモート アプリケーション セッションとして開始しないようにブロックします。 各アプリケーション実行ファイルのパスを指定します。リスト内の各エントリはセミコロンで区切ります。例:rdeSvc.blockedWindows=/usr/libexec/gnome-terminal-server; |
rdeSvc.enableOptimizedResize | true または false | true | このオプションを設定して、Horizon Client for Windows の公開アプリケーション セッションの最適化ウィンドウのサイズ変更を有効または無効にします。このオプションが有効になっている場合、Windows クライアント ユーザーは、画面のアーティファクトがなくても公開アプリケーション ウィンドウのサイズを変更できます。 |
rdeSvc.enableWatermark | true または false | false | デジタル ウォーターマーク機能を有効または無効にします。この機能の詳細については、Horizon 8 Linux デスクトップの機能を参照してください。 |
rdeSvc.watermark.fit | 0:タイル 1:中央 2:複数 |
0 | 画面上のウォーターマークのレイアウトを定義します。レイアウトは 9 マスに分割されています。
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rdeSvc.watermark.font | serif sans-serif cursive fantasy monospace |
serif | デジタル ウォーターマークに使用するフォントを定義します。 |
rdeSvc.watermark.fontSize | 値の範囲内の整数:8–72 | 12 | デジタル ウォーターマークのフォントサイズをポイント単位で定義します。 |
rdeSvc.watermark.margin | 値の範囲内の整数:0–1024 | 50 | タイル レイアウトでのデジタル ウォーターマークの周囲のマージンをピクセル単位で定義します。ウォーターマークがスケーリングされると、その比率に合わせてマージンもスケーリングされます。 |
rdeSvc.watermark.opacity | 値の範囲内の整数:0–255 | 50 | デジタル ウォーターマークのテキストの透明度レベルを定義します。 |
rdeSvc.watermark.rotation | 値の範囲内の整数:0–360 | 45 | デジタル ウォーターマークのテキストの表示角度を定義します。 |
rdeSvc.watermark.template | 使用可能な情報変数のいずれかを使用して構成された文字列: $BROKER_USER_NAME $BROKER_DOMAIN_NAME $USER_NAME $USER_DOMAIN $MACHINE_NAME $REMOTE_CLIENT_IP $CLIENT_CONNECT_TIME |
$USER_DOMAIN\ $USER_NAME\n $MACHINE_NAME On $CLIENT_CONNECT_TIME \n$REMOTE_CLIENT_IP |
デジタル ウォーターマークに表示するテキストを定義します。情報変数の任意の組み合わせと順序を使用してウォーターマークを作成します。文字数は 1024 文字以下にする必要があります。展開後の文字数は 4096 文字以下にする必要があります。テキストが最大長を超える場合は切り詰められます。 |
RemoteDisplay.allowAudio | true または false | true | このオプションを設定して、オーディオ出力を有効または無効にします。 |
RemoteDisplay.allowH264 | true または false | true | このオプションを使用して、H.264 エンコードを有効または無効に設定します。 |
RemoteDisplay.allowH264YUV444 | true または false | true | このオプションを使用して、ハイカラー精度の H.264 YUV 4:4:4 エンコードを有効または無効に設定します(クライアントでサポートされている場合)。 |
RemoteDisplay.allowHEVC | true または false | true | このオプションを使用して、HEVC (High Efficiency Video Decoding) を有効または無効に設定します。 |
RemoteDisplay.allowHEVCYUV444 | true または false | true | このオプションを使用して、ハイカラー精度の HEVC YUV 4:4:4 を有効または無効に設定します(クライアントでサポートされている場合)。 |
RemoteDisplay.allowVMWKeyEvent2Unicode | true または false | true | このオプションを使用して、クライアントからのキーボード入力を表す Unicode イベントの処理を Horizon Agent 許可するかどうかを設定します。 このオプションが有効になっている場合、クライアント システムは、キーボード入力を表す Unicode 値をリモート デスクトップに送信します。Linux では Unicode 入力がネイティブでサポートされていないため、Horizon Agent は Unicode 値を KeyCodes に変換してからオペレーティング システムに送信し、適切な Unicode 文字を表示します。 このオプションが無効になっている場合、Horizon Agent は、クライアントから送信された Unicode イベントに対応しません。 |
RemoteDisplay.buildToPNG | true または false | false | 特にグラフィック設計アプリケーションなどのグラフィック アプリケーションでは、Linux デスクトップのクライアント表示で正確なピクセル レベルの画像処理が必要となります。Linux デスクトップで生成されクライアント デバイスで処理される画像とビデオ再生については、ビルドに可逆圧縮 PNG モードを構成できます。この機能では、クライアントと ESXi ホストの間で追加のバンド幅が使用されます。このオプションを有効にすると、H.264 エンコードが無効になります。 |
RemoteDisplay.enableNetworkContinuity | true または false | true | このオプションを設定して、Horizon Agent for Linux のネットワーク接続維持機能を有効または無効にします。 |
RemoteDisplay.enableNetworkIntelligence | true または false | true | このオプションを設定して、Horizon Agent for Linux のネットワーク インテリジェンス機能を有効または無効にします。 |
RemoteDisplay.enableStats | true または false | false | バンド幅、FPS、RTT などでは、VMware Blast 表示プロトコルの統計情報を mks ログで有効または無効にします。 |
RemoteDisplay.enableUDP | true または false | true | このオプションを設定して、Horizon Agent for Linux で UDP プロトコル サポートを有効または無効にします。 |
RemoteDisplay.maxBandwidthKbps | 整数 | 1000000 | VMware Blast セッションの最大バンド幅をキロビット/秒 (kbps) 単位で指定します。このバンド幅には、イメージ、オーディオ、仮想チャネル、および VMware Blast 制御のすべてのトラフィックが含まれます。有効な値は 4 Gbps(4096000)未満にする必要があります。 |
RemoteDisplay.minBandwidthKbps | 整数 | 256 | VMware Blast セッションの最小バンド幅をキロビット/秒 (kbps) 単位で指定します。このバンド幅には、イメージ、オーディオ、仮想チャネル、および VMware Blast 制御のすべてのトラフィックが含まれます。 |
RemoteDisplay.maxFPS | 整数 | 30 | 画面更新の最大レートを指定します。この設定を使用して、ユーザーが使用する平均バンド幅を管理します。有効値は 3 から 60 までの間にする必要があります。デフォルトは 1 秒あたり 30 回の更新です。 |
RemoteDisplay.maxQualityJPEG | 利用可能な値の範囲:1 ~ 100 | 90 | JPEG/PNG エンコードを使用する場合のデスクトップ ディスプレイのイメージ品質を指定します。高品質設定は、より静的な画面の領域に適していて、イメージ品質がより高くなります。 |
RemoteDisplay.midQualityJPEG | 利用可能な値の範囲:1 ~ 100 | 35 | JPEG/PNG エンコードを使用する場合のデスクトップ ディスプレイのイメージ品質を指定します。デスクトップ ディスプレイの中程度の品質を設定するために使用します。 |
RemoteDisplay.minQualityJPEG | 利用可能な値の範囲:1 ~ 100 | 25 | JPEG/PNG エンコードを使用する場合のデスクトップ ディスプレイのイメージ品質を指定します。低品質設定は、スクロール発生時など、頻繁に変化する画面の領域に適しています。 |
RemoteDisplay.qpmaxH264 | 利用可能な値の範囲:0 ~ 51 | 36 | このオプションを使用して、H264minQP 量子化パラメータを設定します。このパラメータは、H.264 または HEVC エンコードを使用するように構成されたリモート ディスプレイの最高イメージ品質を指定します。RemoteDisplay.qpminH264 に設定した値よりも大きな値を設定します。 |
RemoteDisplay.qpminH264 | 利用可能な値の範囲:0 ~ 51 | 10 | このオプションを使用して、H264maxQP 量子化パラメータを設定します。このパラメータは、H.264 または HEVC エンコードを使用するように構成されたリモート ディスプレイの最低イメージ品質を指定します。RemoteDisplay.qpmaxH264 に設定した値よりも小さな値を設定します。 |
UsbRedirPlugin.log.logLevel | error、warn、info、debug、trace、または verbose | info | このオプションを使用して、USB リダイレクト プラグインのログ レベルを設定します。 |
UsbRedirServer.log.logLevel | error、warn、info、debug、trace、または verbose | info | このオプションを使用して、USB リダイレクト サーバのログ レベルを設定します。 |
vdpservice.log.logLevel | fatal error、warn、info、debug、または trace | info | このオプションを使用して、vdpservice のログ レベルを設定します。 |
viewusb.AllowAudioIn | {m|o}:{true|false} | 未定義、true と同じ | このオプションを使用して、オーディオ入力デバイスのリダイレクトを許可または禁止します。例:o:false |
viewusb.AllowAudioOut | {m|o}:{true|false} | 未定義、false と同じ | このオプションを設定して、オーディオ出力デバイスのリダイレクトを許可または禁止します。 |
viewusb.AllowAutoDeviceSplitting | {m|o}:{true|false} | 未定義、false と同じ | このオプションを設定して、複合 USB デバイスの自動分割を許可または禁止します。 例:m:true |
viewusb.AllowDevDescFailsafe | {m|o}:{true|false} | 未定義、false と同じ | このオプションを設定して、Horizon Client が構成またはデバイス記述子を取得できない場合にデバイスのリダイレクトを許可または禁止します。構成またはデバイス記述子を取得できない場合でも、デバイスを許可するには、IncludeVidPid または IncludePath などの Include フィルタにデバイスを含めます。 |
viewusb.AllowHIDBootable | {m|o}:{true|false} | 未定義、true と同じ | このオプションを使用して、キーボードとマウス以外で、起動時に利用可能な入力デバイス(HID 起動可能なデバイス)のリダイレクトを許可または禁止します。 |
viewusb.AllowKeyboardMouse | {m|o}:{true|false} | 未定義、false と同じ | このオプションを使用して、統合型ポインティング デバイス(マウス、トラックボール、タッチ パッドなど)付きキーボードのリダイレクトを許可または禁止します。 |
viewusb.AllowSmartcard | {m|o}:{true|false} | 未定義、false と同じ | このオプションを設定して、スマートカード デバイスのリダイレクトを許可または禁止します。 |
viewusb.AllowVideo | {m|o}:{true|false} | 未定義、true と同じ | このオプションを使用して、ビデオ デバイスのリダイレクトを許可または禁止します。 |
viewusb.DisableRemoteConfig | {m|o}:{true|false} | 未定義、false と同じ | このオプションを設定して、USB デバイスのフィルタリングを実行するときの Horizon Agent 設定の使用を有効または無効にします。 |
viewusb.ExcludeAllDevices | {true|false} | 未定義、false と同じ | このオプションを使用して、リダイレクト対象からすべての USB デバイスを除外したり、すべての USB デバイスをリダイレクト対象に追加したりします。true に設定すると、その他のポリシー設定を使用して、特定のデバイスまたはデバイス ファミリがリダイレクトされるようにすることができます。false に設定すると、その他のポリシー設定を使用して、特定のデバイスまたはデバイス ファミリがリダイレクトされるのを防止できます。Horizon Agent で ExcludeAllDevices の値を true に設定し、この設定が Horizon Client に渡されると、Horizon Agent の設定によって Horizon Client の設定はオーバーライドされます。 |
viewusb.ExcludeFamily | {m|o}:family_name_1[;family_name_2;...] | 未定義 | このオプションを使用して、リダイレクト対象からデバイス ファミリを除外します。例:m:bluetooth;smart-card
自動デバイス分割を有効にした場合、Horizon は複合 USB デバイスの各インターフェイスのデバイス ファミリを調べ、除外するインターフェイスを判断します。自動デバイス分割を無効にした場合、Horizon は複合 USB デバイス全体のデバイス ファミリを調べます。
注: マウスとキーボードはリダイレクト対象からデフォルトで除外されているため、この設定を使用して除外する必要はありません。
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viewusb.ExcludePath | {m|o}:bus-x1[/y1].../ port-z1[;bus-x2[/y2].../port-z2;...] | 未定義 | このオプションを使用して、特定のハブまたはポートのパスにあるデバイスをリダイレクト対象から除外します。バスやポート番号は 16 進数で指定する必要があります。パスにワイルドカード文字を使用することはできません。 例:m:bus-1/2/3_port- 02;bus-1/1/1/4_port-ff |
viewusb.ExcludeVidPid | {m|o}:vid-xxx1_ pid-yyy1[;vid-xxx2_pid-yyy2;..] | 未定義 | このオプションを設定して、指定したベンダーとプロダクト ID のデバイスを、リダイレクト対象から除外します。ID 番号は 16 進数で指定する必要があります。ID の各桁にワイルドカード文字 (*) を使用できます。 例:o:vid-0781_pid- ****;vid-0561_pid-554c |
viewusb.IncludeFamily | {m|o}:family_name_1[;family_name_2]... | 未定義 | このオプションを設定して、デバイス ファミリをリダイレクト対象に含めます。 例:o:storage; smart-card |
viewusb.IncludePath | {m|o}:bus-x1[/y1].../ port-z1[;bus-x2[/y2].../portz2;...] | 未定義 | このオプションを使用して、特定のハブやポートのパスにあるデバイスをリダイレクト対象に含めます。バスやポート番号は 16 進数で指定する必要があります。パスにワイルドカード文字を使用することはできません。 例:m:bus-1/2_port- 02;bus-1/7/1/4_port-0f |
viewusb.IncludeVidPid | {m|o}:vid-xxx1_ pid-yyy1[;vid-xxx2_pid-yyy2;...] | 未定義 | このオプションを設定して、指定したベンダーとプロダクト ID のデバイスを、リダイレクト対象に含めます。ID 番号は 16 進数で指定する必要があります。ID の各桁にワイルドカード文字 (*) を使用できます。 例:o:vid-***_pid-0001;vid-0561_pid-554c |
viewusb.SplitExcludeVidPid | {m|o}:vid-xxx1_pid-yyy1[;vid-xxx2_pid-yyy2;...] | 未定義 | このオプションを使用して、ベンダーとプロダクト ID を基準として特定の複合 USB デバイスをで分割の対象として除外するか追加するかを指定します。この設定の形式は、vid-xxx1_pid-yyy1[;vid-xxx2_pid-yyy2;...] となります。ID 番号は 16 進数で指定する必要があります。ID の各桁にワイルドカード文字 (*) を使用できます。 例:m:vid-0f0f_pid-55** |
viewusb.SplitVidPid | {m|o}: vid-xxxx_pid-yyyy([exintf:zz[;exintf:ww]])[;...] | 未定義 | このオプションを設定して、ベンダーおよびプロダクト ID で指定した複合 USB デバイスのコンポーネントを別のデバイスとして扱います。この設定の形式は、vid-xxxx_pid-yyyy(exintf:zz[;exintf:ww]) となります。 exintf というキーワードを使用すれば、インターフェイス番号を指定することで、コンポーネントをリダイレクトから除外することができます。ID 番号は 16 進数で指定し、インターフェイス番号は先行ゼロをすべて含む 10 進数で指定する必要があります。ID の各桁にワイルドカード文字 (*) を使用できます。 例:o:vid-0f0f_pid-***(exintf-01);vid-0781_pid-554c(exintf:01;exintf:02)
注: 明示的に除外しなかったコンポーネントは、VMware Horizon で自動的に含まれることはありません。これらのコンポーネントを含めるには、
Include VidPid Device などのフィルタ ポリシーを指定する必要があります。
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VMWPkcs11Plugin.log.enable | true または false | false | このオプションを設定して、True SSO 機能のログ作成モードを有効または無効にします。 |
VMWPkcs11Plugin.log.logLevel | error、warn、info、debug、trace、または verbose | info | このオプションを使用して、True SSO 機能のログ レベルを設定します。 |
VVC.RTAV.Enable | true または false | true | このオプションを設定して、オーディオ入力を有効/無効にします。 |
VVC.ScRedir.Enable | true または false | true | このオプションを設定して、スマート カード リダイレクトを有効または無効にします。 |
VVC.logLevel | fatal error、warn、info、debug、または trace | info | このオプションを使用して、VVC プロキシ ノードのログ レベルを設定します。 |
/etc/vmware/viewagent-custom.conf の構成オプション
Java Standalone Agent では、構成ファイル /etc/vmware/viewagent-custom.conf が使用されます。
オプション | 値 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|---|
CDREnable | true または false | true | このオプションを使用して、クライアント ドライブ リダイレクト機能を有効または無効にします。 |
CollaborationEnable | true または false | true | Linux デスクトップのセッション共同作業機能を有効または無効にするには、このオプションを使用します。 |
DPISyncEnable | true または false | true | このオプションを使用して、DPI 同期機能を有効または無効に設定します。これにより、リモート デスクトップの DPI 設定が クライアント システムの DPI 設定が一致します。 |
EndpointVPNEnable | true または false | false | このオプションは、Dynamic Environment Manager コンソールで使用されるエンドポイントの IP アドレス範囲とエンドポイントの IP アドレスを比較するときに、クライアントの物理ネットワーク カードの IP アドレスを使用するのか、VPN IP アドレスを使用するのかを指定する場合に設定します。オプションを false に設定すると、クライアントの物理ネットワーク カードの IP アドレスが使用されます。それ以外の場合は、VPN IP アドレスが使用されます。 |
HelpDeskEnable | true または false | true | このオプションを設定して、ヘルプ デスク ツール機能を有効または無効にします。 |
KeyboardLayoutSync | true または false | true | このオプションを使用して、クライアントのシステム言語リストと現在のキーボード レイアウトを Horizon Agent for Linux デスクトップと同期させるかどうかを指定します。 この設定を有効にする、あるいは構成しない場合、同期が許可されます。この設定を無効にすると、同期が許可されません。 この機能は、Horizon Client for Windows のみでサポートされ、英語、フランス語、ドイツ語、日本語、韓国語、スペイン語、簡体字中国語、および繁体字中国語の言語でのみサポートされます。 |
LogCnt | 整数 | -1 | このオプションを使用して、/tmp/vmware-root に保持するログ ファイルの数を設定します。
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MaxSessionsBuffer | 整数値。最小値は 1、最大値はファームの構成ウィザードの [RDS ホストあたりの最大セッション数] に指定された値です。 Linux ホストでの自動インスタント クローン ファームの作成を参照してください。 |
5 | ファームと複数セッションのデスクトップ プールを構成するときに、このオプションを使用して、ホスト マシン 1 台あたりの事前起動デスクトップの数を指定します。 |
NetbiosDomain | すべて大文字のテキスト文字列 | True SSO を設定する場合は、このオプションを使用して、組織のドメインの NetBIOS 名を設定します。 | |
OfflineJoinDomain | pbis または samba | pbis | このオプションを使用すると、インスタント クローンのオフライン ドメイン参加が設定されます。オフライン ドメイン参加の実行方法は、PBISO (PowerBroker Identity Services Open) 認証または Samba オフライン ドメイン参加になります。このプロパティに pbis または samba 以外の値を設定すると、オフライン ドメイン参加が無視されます。 |
RunOnceScript | このオプションを使用して、Active Directory にクローン作成された仮想マシンに再度参加します。 ホスト名が変更された後に、RunOnceScript オプションを設定します。指定されたスクリプトは、最初のホスト名の変更後、一度だけ実行されます。エージェント サービスが開始され、ホスト名がエージェントのインストール後に変更された場合、スクリプトは root 権限で実行されます。 たとえば、winbind ソリューションでは、winbind でベース仮想マシンを Active Directory に参加させ、このオプションをスクリプト パスに設定する必要があります。スクリプトには、ドメインへ再度参加させるコマンド /usr/bin/net ads join -U <ADUserName>%<ADUserPassword> が含まれている必要があります。仮想マシンのクローン作成後、オペレーティング システムのカスタマイズによってホスト名が変更されます。Agent サービスが開始されると、クローン作成された仮想マシンを Active Directory へ参加するスクリプトが実行されます。 |
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RunOnceScriptTimeout | 120 | このオプションを使用して、RunOnceScript オプションのタイムアウト値を秒数で設定します。 たとえば、 |
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SSLCiphers | テキスト文字列 | !aNULL:kECDH+AESGCM:ECDH+AESGCM:RSA+AESGCM:kECDH+AES:ECDH+AES:RSA+AES | 暗号化のリストを指定します。OpenSSL 標準で定義されているフォーマットを使用する必要があります。OpenSSL で定義されたフォーマットに関する情報を検索するには、openssl cipher string というのキーワードをインターネット検索エンジンに入力します。 |
SSLProtocols | テキスト文字列 | TLSv1_1:TLSv1_2 | セキュリティ プロトコルを指定します。サポートされるプロトコルは TLSv1.1 と TLSv1.2 です。 |
SSODesktopType | UseGnomeClassic、UseGnomeFlashback、UseGnomeUbuntu、UseMATE または UseKdePlasma | 該当なし | このオプションは、SSO を有効にするときにデフォルトのデスクトップ環境ではなく、他のデスクトップ環境を指定する場合に使用します。 このオプションを指定する前に、選択するデスクトップ環境がデスクトップにインストールされていることを確認する必要があります。このオプションを Ubuntu デスクトップで設定すると、SSO 機能が有効かどうかに関わらず、このオプションが有効になります。このオプションを RHEL/CentOS 7.x デスクトップで指定すると、SSO が有効になっている場合にのみ、選択したデスクトップ環境が使用されます。
注: このオプションは、RHEL/CentOS 8.x デスクトップではサポートされていません。VMware Horizon は、RHEL/CentOS 8.x デスクトップの Gnome デスクトップ環境のみをサポートします。
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SSOEnable | true または false | true | このオプションを設定して、シングル サインオン (SSO) を有効または無効にします。 |
SSOUserFormat | テキスト文字列 | [username] | シングル サインオンのログイン名の形式を指定します。デフォルトはユーザー名のみです。ドメイン名も要求する場合は、このオプションを設定します。一般的にログイン名では、ドメイン名と特殊文字にユーザー名を続けます。特殊文字をバックスラッシュにする場合は、別のバックスラッシュを使用してエスケープする必要があります。ログイン名の形式は次のとおりです。
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サブネット | CIDR IP アドレス形式の値 | [subnet] | このオプションは、他のマシンが Horizon Agent for Linux との接続に使用するサブネットを設定する場合に使用します。異なるサブネットのローカル IP アドレスが複数ある場合、設定したサブネットのローカル IP アドレスが Horizon Agent for Linux との接続に使用されます。値は、CIDR IP アドレス形式で指定する必要があります。たとえば、Subnet=123.456.7.8/24 と設定します。 |
DEMEnable | true または false | false | このオプションを使用して、Dynamic Environment Manager で作成されたスマート ポリシーを有効または無効に設定します。オプションを有効に設定してスマート ポリシーの条件を満たすと、このポリシーが適用されます。 |
DEMNetworkPath | テキスト文字列 | このオプションには、Dynamic Environment Manager コンソールで設定されている同じネットワーク パスを設定する必要があります。パスは、//10.111.22.333/view/LinuxAgent/DEMConfig. のような形式で指定します。 ネットワーク パスは、アクセスにユーザー名とパスワードの認証情報を必要としないパブリック共有フォルダに対応している必要があります。 |