RDS ホストは、初期化された時点からその状態がさまざまに変化します。ベスト プラクティスとして、RDS ホストに対してタスクの実行や操作を行う前と後に、それらのホストが予期される状態にあるかをチェックします。

表 1. RDS ホストのステータス
ステータス 説明
スタートアップ Horizon Agent は RDS ホスト上で起動されましたが、表示プロトコルなどの他の必要なサービスがまだ起動中です。エージェントの起動期間に、プロトコル サービスなどの他のプロセスも起動できます。
無効化が進行中 ホストでセッションがまだ実行されているときに RDS ホストの無効化が進行しています。セッションが終了する時点でステータスは無効に変わります。
無効 RDS ホストの無効化プロセスが完了しています。
検証しています Connection Server が初めて RDS ホストを認識した後(一般に Connection Server が起動または再起動した後)と、RDS ホスト上の Horizon Agent との初めての正常な通信の前に発生します。通常、この状態は一時的なものです。この状態は、通信の問題を示すエージェントに到達できない状態と同じではありません。
エージェントが無効です Connection Server が Horizon Agent を無効にすると発生します。この状態では、新しいデスクトップまたはアプリケーション セッションが RDS ホストで起動できません。
エージェントに到達できません Connection Server は、RDS ホスト上の Horizon Agent と通信を確立できません。
無効な IP サブネット マスク レジストリ設定は RDS ホストで構成され、構成された範囲内に IP アドレスを持つアクティブ ネットワーク アダプタは存在しません。
エージェントを再起動する必要があります コンポーネントがアップグレードされました。RDS ホストを再起動して、アップグレードされたコンポーネントで操作することを Horizon Agent に許可する必要があります。
プロトコル障害 RDP 表示プロトコルが正常に動作していません。RDP が動作しておらず、PCoIP が動作している場合、クライアントは RDP または PCoIP を使用して接続できません。ただし、RDP が動作し、PCoIP が動作していない場合、クライアントは RDP を使用して接続できます。
ドメイン障害 RDS ホストでドメインへの到達の問題が発生しました。ドメイン サーバがアクセス可能でないか、ドメイン認証が失敗しました。
構成エラー サーバで RDS ロールが有効になっていません。
不明 RDS ホストは不明な状態にあります。
使用可能 RDS ホストは使用可能な状態です。ホストがファーム内に存在し、そのファームが公開デスクトップまたはアプリケーション プールと関連付けられている場合、ホストは公開デスクトップまたはアプリケーションをユーザーに配布するために使用されます。