アンチアフィニティ機能には一定の制約があります。

  • アンチアフィニティ ルールは、新規のアプリケーション セッションにのみ影響を及ぼします。ユーザーが以前にアプリケーションを実行したセッションが含まれる RDS ホストは、必ず同じアプリケーションで再利用されます。この動作は、レポートされるロード設定およびアンチアフィニティ ルールに優先します。
  • アンチアフィニティ ルールは、RDS デスクトップ セッション内からのアプリケーションの起動には影響を及ぼしません。
  • RDS セッションの制限により、アンチアフィニティ ルールに関係なく、アプリケーション セッションを作成できなくなります。
  • 特定の状況では、RDS ホストにおけるアプリケーションのインスタンスが指定した最大数に制約されない場合もあります。たとえば、他の保留中のセッションの他のアプリケーションが起動中の場合、Horizon は正確なインスタンス数を判断できません。
  • アプリケーション間のアンチアフィニティ ルールはサポートされません。たとえば、Autocad や Visual Studio インスタンスなどの大規模なアプリケーション クラスは 1 つのルールではカウントできません。
  • エンドユーザーがモバイル クライアントで Horizon Client を使用する環境では、アンチアフィニティ ルールを使用しないでください。アンチアフィニティ ルールにより、エンド ユーザーの同一ファーム内で複数のセッションが開始されることがあります。モバイル クライアントで複数のセッションに再接続すると、動作が不安定になる場合があります。
  • アンチアフィニティ ルールでは、ロード バランシングのセッション接続数のみが考慮されます。ただし、RDS ホストのロード バランシングでは、ロード バランシングで接続中のセッション数、保留中のセッション数、切断されたセッション数の合計が考慮されます。