非 vSphere マシンに Horizon Agent をインストールするときに、カスタム セットアップ オプションをオンまたはオフにできます。また、Horizon Agent は特定の機能を、サポートされているすべてのゲスト OS に自動的にインストールします。これらの機能はオプションではありません。

最新の Horizon Agent バージョンをインストールした後でカスタム セットアップ オプションを変更するには、Horizon Agent をアンインストールしてから再インストールする必要があります。パッチおよびアップグレードの場合、前のバージョンをアンインストールすることなく、新しい Horizon Agent インストーラを実行して、新しいオプション セットを選択できます。

表 1. IPv4 環境の非 vSphere マシンに自動インストールされる Horizon Agent の機能(非オプション)
機能 説明
PCoIP エージェント ユーザーが PCoIP 表示プロトコルを使用してリモート デスクトップに接続できるようにします。

PCoIP Agent 機能は、Teradici TERA ホスト カードを使用して構成された物理マシン上でサポートされます。

Lync リモート デスクトップで Microsoft Lync 2013 クライアントをサポートします。
Unity Touch タブレットおよびスマートフォン ユーザーがリモート デスクトップで実行している Windows アプリケーションを容易に操作できます。ユーザーはすべてスタート メニューまたはタスクバーを使用せずに、Windows アプリケーションやファイルの参照、検索、およびオープンを行ったり、お気に入りのアプリケーションやファイルを選択したり、実行しているアプリケーションを切り替えたりすることができます。
表 2. IPv4 環境の非 vSphere マシンに対する Horizon Agent のカスタム セットアップ オプション(オプション)
オプション 説明
USB リダイレクト デスクトップにローカルに接続されている USB デバイスにユーザーがアクセスできるようにします。

USB リダイレクトは、単一ユーザー マシンに展開されたリモート デスクトップ でサポートされます。また、USB フラッシュ ドライブとハード ディスクのリダイレクトは、RDS デスクトップとアプリケーションでサポートされます。

デフォルトではこのセットアップ オプションは選択されていません。このオプションを選択してインストールする必要があります。

USB リダイレクトを安全に使用するガイダンスについては、Horizon のセキュリティを参照してください。たとえば、グループ ポリシー設定を使用して、特定のユーザーの USB リダイレクトを無効にすることができます。

クライアント ドライブ リダイレクト これを使用すると、Horizon Client ユーザーはリモート デスクトップとローカル ドライブを共有できます。

このセットアップ オプションがインストールされた後は、リモート デスクトップではこれ以上の構成は必要ありません。

クライアント ドライブ リダイレクトは、管理された単一ユーザー仮想マシン上で実行されている VDI デスクトップと、RDS デスクトップおよびアプリケーションでもサポートされます。

Smartcard リダイレクト ユーザーが、PCoIP または Blast Extreme 表示プロトコルの使用時にスマート カードを使用して認証できるようにします。

Smartcard リダイレクトは、単一ユーザー マシンに展開されたリモート デスクトップでサポートされますが、RDS ホストベースのリモート デスクトップではサポートされません。

仮想オーディオ ドライバ リモート デスクトップに仮想オーディオ ドライバを提供します。

IPv6 環境のオプション機能は、Smartcard リダイレクトのみです。

IPv6 環境で自動インストールされる機能は、PCoIP Agent のみです。