デフォルトでは、自動デスクトップ プール、手動デスクトップ プールおよびファームは、Horizon Console に / または Root (/) で表示されるルート アクセス グループ内に作成されます。公開デスクトップ プールおよびアプリケーション プールでは、そのファームのアクセス グループが継承されます。ルート アクセス グループの下にアクセス グループを作成し、別の管理者に特定のプールやファームの管理を委任することができます。
仮想または物理マシンでは、そのデスクトップ プールからアクセス グループが継承されます。接続された通常ディスクでは、そのマシンからアクセス グループが継承されます。ルート アクセス グループを含む最大 100 のアクセス グループを保持できます。
アクセス グループの管理者にロールを割り当てることにより、そのアクセス グループのリソースへの管理者アクセスを構成することができます。管理者は、ロールを割り当てられているアクセス グループのみに存在するリソースにアクセスできます。管理者が持つアクセス グループに対するロールによって、そのアクセス グループのリソースに対するアクセス レベルが決定されます。
ロールは、ルート アクセス グループから継承されるため、ルート アクセス グループに対するロールを持つ管理者は、すべてのアクセス グループに対してそのロールを持つことになります。ルート アクセス グループに対する管理者ロールを持つ管理者は、システムのすべてのオブジェクトに対するフル アクセス権を持つため、スーパー管理者になります。
ロールには、アクセス グループに適用する少なくとも 1 つのオブジェクト固有権限が含まれている必要があります。グローバル権限のみを含むロールはアクセス グループに適用できません。
Horizon Console を使用してアクセス グループを作成し、既存のデスクトップ プールをアクセス グループに移動することができます。自動デスクトップ プール、手動プールまたはファームを作成する場合、デフォルトのルート アクセス グループを受け入れるか、または別のアクセス グループを選択できます。
クラウド ポッド アーキテクチャ 環境では、グローバル資格の管理を委任するフェデレーション アクセス グループを構成できます。詳細については、Horizon でのクラウド ポッド アーキテクチャの管理を参照してください。