クライアント ドライブのリダイレクトを有効にして Horizon Client と Horizon Agent を展開すると、フォルダやファイルが暗号化され、ネットワーク上を転送されます。
クライアントと View Secure Gateway 間のクライアント ドライブ リダイレクト接続と、View Secure Gateway からデスクトップ マシンへの接続の安全性は確保されています。VMware Blast を有効にすると、ファイルとフォルダが暗号化され、仮想チャネル経由で転送されます。
クライアント ドライブ リダイレクトをサポートするには、ポート 9427 での TCP 接続が必要です。Horizon 環境で、DMZ ベースのセキュリティ サーバと社内ネットワークの間にバックエンド ファイアウォールを配置している場合、バックエンド ファイアウォールがリモート デスクトップのポート 9427 へのトラフィックを許可している必要があります。VMware Blast が有効になっている場合、クライアント ドライブのリダイレクトは仮想チャネル経由でデータを転送するため、TCP ポート 9427 を開く必要ありません。
Horizon Agent インストーラの [クライアント ドライブのリダイレクト] カスタム セットアップ オプションがデフォルトで選択されています。ベスト プラクティスとして、[クライアント ドライブのリダイレクト] カスタム セットアップ オプションは、ユーザーがこの機能を必要とするリモート デスクトップでのみ有効にします。
[クライアント ドライブ リダイレクト] カスタム セットアップ オプションの選択を解除すると、次の機能は動作しません。
- クライアントとリモート デスクトップまたは公開アプリケーションの間でファイルとフォルダをドラッグ アンド ドロップを行う。
- リモート デスクトップと公開アプリケーションの間でファイルの内容(Outlook の添付ファイル、ZIP ファイルのアイテムなど)のドラッグ アンド ドロップを行う。
- クライアントとリモート デスクトップまたは公開アプリケーションの間でファイルとフォルダをコピーする。
- クライアント ドライブ リダイレクト機能のないリモート デスクトップから公開アプリケーションでローカル ファイルを開く。
クライアント ドライブ リダイレクトをインストールすると、ドラッグ アンド ドロップ操作により、クライアント システムとリモート デスクトップまたは公開アプリケーションの間でファイルやフォルダのコピー アンド ペーストを行うことができます。ドラッグ アンド ドロップ機能の設定とクリップボード リダイレクト機能の構成を参照してください。