HTML5 マルチメディア リダイレクト機能には制限事項があります。
- HTML5 マルチメディア リダイレクトで、コーデック VP09 または Mp4a の動画はサポートされません。
- HTML5 マルチメディア リダイレクトで 360 度動画はサポートされません。動画がサポートされない場合でも、HTML5 マルチメディア リダイレクト拡張機能のアイコンに REDR バッジが表示されます。
- HTML5 マルチメディア リダイレクト機能で、 http://huffingtonpost.com から HTML マルチメディア コンテンツをリダイレクトできません。HTML5 マルチメディア リダイレクト機能で http://www.yahoo.com から HTML5 マルチメディア コンテンツをリダイレクトできますが、ページが応答不能であることを示すメッセージが表示されることがあります。
- [VMware HTML5 マルチメディア リダイレクトの URL リストを有効にします] グループ ポリシー設定の Web サイト リストに Microsoft Edge の信頼済みサイトの URL を追加すると、この URL で HTML5 マルチメディア リダイレクトが機能しません。この制限を回避するには、CheckNetIsolation LoopbackExempt -a -n="Microsoft.MicrosoftEdge_8wekyb3d8bbwe" コマンドを実行して、ホストの保護レベルを低くします。
- Microsoft Edge ブラウザで HTML5 マルチメディア リダイレクト機能を使用しているときに、m3u8 動画形式を使用する Web サイト(ted.com など)から HTML マルチメディア コンテンツをリダイレクトできません。
- リモート デスクトップの Horizon Agent で [スキャナ リダイレクト] の設定オプションが有効になっていると、リモート デスクトップで Microsoft Edge ブラウザを起動した後に Edge の VMware Horizon HTML5 リダイレクト拡張機能がクラッシュする場合があります。通常、この問題はラージモニター環境やストレス状態で発生します。
- ユーザーがリモート デスクトップで動画の静的 URL を使用する HTML5 動画を再生すると、クライアント マシンが静的 URL にアクセスできず、再生がリモート デスクトップにフォールバックされます。
- HTML5 マルチメディア リダイレクト機能を使用している場合、ビデオで箇条書きのコメントはサポートされません。
- Horizon Client 相対マウス機能はサポートされていません。
- [サイトをミュート](Chrome ブラウザ)または [タブをミュート](Edge ブラウザ)を使用して、リダイレクトされたビデオ コンテンツをミュートすることはできません。
- Linux クライアント システムで Chrome から HTML5 マルチメディア リダイレクトを使用する場合は、RDS ホストで公開されている複数の Chrome ブラウザを開かないでください。別の RDS ホストで公開されている Chrome ブラウザを開くと、HTML5 マルチメディア リダイレクトが正しく機能しません。
- 低容量のシン クライアント ハードウェアを使用している Linux クライアント システムで、リダイレクトされたマルチメディア コンテンツを再生するときに、パフォーマンスが低下する場合は、ここで説明する操作を行うと、システムのパフォーマンスを最適化できます。次の 3 つの構成ファイルのいずれかにエントリ
disableGPU.html5mmr=true
を追加します。構成ファイルは、次の順序で処理されます。- /usr/lib/vmware/config
- /etc/vmware/config
- ~/.vmware/config
- Microsoft Edge (Chromium) の IE モードは、この機能ではサポートされません。IE モードが有効になっている Web サイトは、IE モードの Microsoft Edge (Chromium) ブラウザで開くことができますが、Microsoft Edge (Chromium) の HTML5 マルチメディア リダイレクト拡張機能によって HTML5 マルチメディア リダイレクトコンテンツが Horizon Client にリダイレクトされません。