コマンド ラインから Connection Server をサイレント インストールまたはアップグレードするときに、特定のプロパティを含めることができます。Microsoft Windows Installer (MSI)がプロパティと値を解釈できるように、PROPERTY=value 形式を使用する必要があります。サイレント アップグレードでは同じインストール コマンドが使用されます。
MSI プロパティ | 説明 | デフォルト値 |
---|---|---|
INSTALLDIR | Connection Server ソフトウェアをインストールするパスとフォルダ。 例:INSTALLDIR=""D:\abc\my folder"" パスを囲む二重引用符によって MSI インストーラにパスの有効部分としてスペースを解釈することを許可します。 |
%ProgramFiles%\VMware\VMware View\Server |
VDM_SERVER_ INSTANCE_TYPE |
Horizon Server のインストールの種類:
たとえば、標準インストールを実行するには、VDM_SERVER_INSTANCE_TYPE=1 と指定します。 |
1 |
HTMLACCESS | HTML Access アドオンのインストールを制御します。HTML Access を構成するには、このプロパティを 1 に設定します。HTML Access を必要としない場合は、プロパティを省きます。 | 1 |
VDM_IP_PROTOCOL_ USAGE |
Horizon コンポーネントが通信で使用する IP アドレスのバージョンを指定します。使用可能な値は IPv4 および IPv6 です。 | IPv4 |
VDM_SERVER_ RECOVERY_PWD |
データ リカバリ パスワード。データ リカバリ パスワードが Horizon LDAP に設定されていない場合、このプロパティは必須です。 パスワードは 1 文字から 128 文字の間にする必要があります。安全なパスワードの生成に関する組織のベスト プラクティスに従ってください。 |
なし |
VDM_SERVER_RECOVERY_ PWD_REMINDER |
データ リカバリ パスワードのリマインダ。このプロパティは省略可能です。 | なし |
FWCHOICE | Connection Server のインスタンスに対してファイアウォールを構成するかどうかを指定する MSI プロパティ。 値 1 はファイアウォールを構成します。値 2 はファイアウォールを構成しません。 例:FWCHOICE=1 |
1 |
VDM_INITIAL_ ADMIN_SID |
Horizon において全管理権限が許可されている最初の Horizon Administrator ユーザーまたはグループの SID。 デフォルト値は、Connection Server コンピュータ上のローカル Administrators グループの SID です。ドメイン ユーザー/グループ アカウントの SID を指定できます。 |
S-1-5-32-544 |
DEPLOYMENT_TYPE | Connection Server の展開先を指定します。展開タイプを指定しない場合、デフォルトとしてオンプレミス インストールが使用されます。展開タイプのリストについては、新しい構成での Horizon Connection Server のインストールを参照してください。 | GENERAL |
VDM_FIPS_ENABLED | FIPS モードを有効にするか無効にするかを指定します。値 1 は FIPS モードを有効にします。値 0 は FIPS モードを無効にします。このプロパティが 1 に設定され、Windows が FIPS モードになっていない場合、インストーラは中断されます。 | 0 |