VMware Horizon コンポーネントは、Microsoft Windows Installer (MSI) のコマンドライン オプションを使用してアンインストールできます。
構文
msiexec.exe /qb /x product_code
オプション
/qb オプションは、アンインストール進捗バーを表示します。アンインストール進捗バーが表示されないようにするには、/qb オプションを /qn オプションに置き換えます。
/x オプションを使用して、VMware Horizon コンポーネントをアンインストールします。
product_code 文字列は、MSI アンインストーラに対して VMware Horizon コンポーネント製品ファイルを特定します。product_code 文字列は、インストール時に作成される %TEMP%\vmmsi.log ファイル内の ProductCode を検索することによって確認できます。古いバージョンの VMware Horizon コンポーネントに適用する product_code 文字列を見つけるには、http://kb.vmware.com/kb/2064845 にある VMware のナレッジベースの記事を参照してください。
MSI コマンドライン オプションの詳細については、Microsoft Windows インストーラ コマンド ライン オプションを参照してください。
Horizon Agent のアンインストールの例
32 ビット版の Horizon Agent をアンインストールするには、次のコマンドを入力します。
msiexec.exe /qb /x {B23352D8-AD44-4379-A56E-0E337F9C4036}
64 ビット版の Horizon Agent をアンインストールするには、次のコマンドを入力します。
msiexec.exe /qb /x {53D6EE37-6B10-4963-81B1-8E2972A1DA4D}
コマンドに詳細ログを追加します。
/l*v "%TEMP%\vmmsi_uninstall.log"
/l オプションを明示的に渡さない場合、デフォルトの詳細ログ ファイルは %TEMP%\MSInnnn.log となります。ここで、nnnn は 4 文字の GUID を指します。
Horizon Agent をアンインストールしても、いくつかのレジストリ キーが保持されます。これらのキーは、Connection Server の構成情報を保持するために必要であり、エージェントがアンインストールされてから再インストールされる場合でも、リモート デスクトップを Connection Server と引き続きペアリングできるようになります。これらのレジストリ キーを削除すると、ペアリングできなくなります。
次のレジストリ キーが保持されます。
HKLM\SOFTWARE\Microsoft\SystemCertificates\VMware Horizon View Certificates\*
HKLM\SOFTWARE\Microsoft\SystemCertificates\VMwareView\Certificates\*
HKLM\SOFTWARE\Microsoft\SystemCertificates\VMwareView\CRLs
HKLM\SOFTWARE\Microsoft\SystemCertificates\VMwareView\CTLs
HKLM\SOFTWARE\Policies\VMware, Inc.\VMware VDM\*
HKLM\SOFTWARE\Policies\VMware, Inc.\Horizon Monitoring Service Agent\*
HKLM\SOFTWARE\VMware, Inc.\VMware VDM\*
HKLM\SOFTWARE\Wow6432Node\Microsoft\SystemCertificates\VMware Horizon View Certificates\*
HKLM\SOFTWARE\Wow6432Node\Microsoft\SystemCertificates\VMwareView\*
HKLM\SOFTWARE\Wow6432Node\Policies\VMware, Inc.\VMware VDM\*
HKLM\SOFTWARE\Wow6432Node\Policies\VMware, Inc.\Horizon Monitoring Service Agent\*
HKLM\SOFTWARE\Wow6432Node\VMware, Inc.
HKLM\SOFTWARE\Wow6432Node\VMware, Inc.\VMware VDM