リアルタイム オーディオビデオを使用すると、リモート セッションで Microsoft Teams を実行できます。
クライアント システムにローカルで接続している Web カメラとオーディオ デバイスは、リモート セッションにリダイレクトされます。使用される帯域幅は、USB リダイレクトを使用する場合よりもはるかに少なくなります。
リモート デスクトップ内で Microsoft Teams アプリケーションを起動する場合は、アプリケーションのメニューから VMware 仮想入出力デバイスを選択します。VMware 仮想デバイスは、クライアント マシンに接続しているオーディオビデオ デバイスをリダイレクトします。
- 仮想デスクトップの場合、リアルタイム オーディオビデオは次のリダイレクト機能をサポートします。
- Windows クライアントの場合、リアルタイム オーディオビデオ機能を使用して、複数のオーディオ デバイスとビデオ デバイスをリダイレクトできます。仮想デスクトップにリダイレクトされたデバイスの名前は、[C670i FHD Webcam (VDI)] のように、実際のデバイス名の後に (VDI) が付いています。
- Linux クライアントの場合、リアルタイム オーディオビデオでリダイレクトできるオーディオ デバイスとビデオ デバイスはそれぞれ 1 つだけです。仮想デスクトップにリダイレクトされたデバイスの名前は、[C670i FHD Webcam (VDI)] のように、実際のデバイス名の後に (VDI) が付いています。
- リアルタイム オーディオビデオをサポートするその他のクライアントの場合、リアルタイム オーディオビデオでリダイレクトできるオーディオ デバイスとビデオ デバイスはそれぞれ 1 つだけです。リモート セッションで、デバイス名は [VMware 仮想マシン] と [VMware 仮想 Web カメラ] として表示されます。
- 公開デスクトップと公開アプリケーションの場合、リアルタイム オーディオビデオでリダイレクトできるオーディオ デバイスとビデオ デバイスはそれぞれ 1 つだけです。リモート セッションで、デバイス名は、[リモート オーディオデバイス]と [VMware 仮想 Web カメラ] として表示されます。
リアルタイム オーディオビデオを Microsoft Teams で使用するには、オーディオと Web カメラのデバイス ドライバを Horizon Client システムにインストールする必要があります。
リアルタイム オーディオビデオと Horizon Agent をインストールすると、Microsoft Teams がリモート セッションで動作するようになります。これ以上の設定は必要ありません。リアルタイム オーディオビデオの構成を参照してください。
リアルタイム オーディオビデオで Microsoft Teams を使用する場合の推奨事項
リアルタイム オーディオビデオで Microsoft Teams を使用するには、次の推奨事項に従ってください。
- リアルタイム オーディオビデオと Microsoft Teams の併用は、Windows、Linux、Mac クライアントの Horizon Agent バージョン 7.9 以降でサポートされています。
- リアルタイム オーディオビデオで Microsoft Teams を使用するには、4 vCPU、RAM 4 GB 以上の構成と 640 x 480 ピクセルの最大ビデオ解像度が必要です。vCPU と メモリを追加すると、優れたエクスペリエンスを体験できます。
- リアルタイム オーディオビデオのデフォルトのビデオ解像度は 320 x 240 ピクセルです。この解像度を変更するには、グループポリシー管理エディタで フォルダに移動し、設定を変更します。