View Agent Direct-Connection (VADC) プラグインは、VMware Web サイトからダウンロードしてインストールできるインストーラ ファイルにパッケージ化されています。Horizon Agent がすでにインストールされている Windows または Linux マシンに VADC プラグインをインストールできます。
前提条件
- マシンに Horizon Agent がインストールされていることを確認します。
- Windows マシンへの Horizon Agent のインストールについては、Horizon での仮想デスクトップのセットアップを参照してください。環境に Connection Server が含まれていない場合、コマンド ラインから Horizon Agent をインストールし、Horizon Agent に Connection Server に登録しないように指示するパラメータを指定します。Windows - HTML Access のデスクトップの設定を参照してください。
- Linux マシンへの Horizon Agent のインストールについては、Horizon での Linux デスクトップのセットアップの「Linux 仮想マシンへの Horizon Agent のインストール」と「Horizon Agent for Linux をインストールするコマンドライン オプション」を参照してください。シングル セッション デスクトップへの直接接続をサポートするには、デフォルトのインストール パラメータを使用して Horizon Agent をインストールします。複数セッションのデスクトップとアプリケーションへの直接接続をサポートするには、--multiple-session パラメータを指定して、Horizon Agent をインストールします。
- vSphere 6.0 以降の仮想マシンで画面の DMA の設定を有効にします。画面の DMA が無効になっている場合、ユーザーがリモート デスクトップに接続すると画面が黒く表示されます。画面の DMA の設定方法については、VMware ナレッジベースの記事 KB2144475 http://kb.vmware.com/kb/2144475を参照してください。
Windows でのインストール手順
- VMware ダウンロード ページ (https://my.vmware.com/web/vmware/downloads) から、VADC プラグイン インストーラ ファイルをダウンロードします。
ご利用のリリースの VMware Horizon のダウンロード ページに移動し、Horizon Agent Direct-Connection のダウンロード ページに移動します。
インストーラ ファイル名は、VMware-viewagent-direct-connection-x86_64-y.y.y-xxxxxx.exe(64 ビット Windows)または VMware-viewagent-direct-connection--y.y.y-xxxxxx.exe(32 ビット Windows)です。y.y.y はバージョン番号、xxxxxx はビルド番号です。
- インストーラ ファイルをダブルクリックします。
- (オプション)TCP のポート番号を変更します。
デフォルトのポート番号は 443 です。
- (オプション)Windows ファイアウォール サービスを構成する方法を選択します。
デフォルトでは、[Windows ファイアウォールを自動的に構成する] が選択されており、インストーラは必要なネットワーク接続を許可するよう Windows ファイアウォールを構成します。
- (オプション)SSL 3.0 を無効化するかどうかを選択します。
デフォルトでは、[SSLv3 のサポートを自動的に無効にします(推奨)] が選択されており、インストーラが SSL 3.0 をオペレーティング システム レベルで無効にします。SSL 3.0 がレジストリ内ですでに明示的に有効または無効になっている場合、このオプションは表示されず、インストーラは何もアクションを実行しません。このオプションが選択解除された場合も、インストーラは何もアクションを実行しません。
- 指示に従ってインストールを終了します。
Linux でのインストール手順
- ご利用のオペレーティング システムのコマンドを使用して、nginx パッケージをインストールします。
Linux ディストリビューション nginx のインストール コマンド Ubuntu apt-get install nginx
Red Hat Enterprise Linux (RHEL) Workstation または Server
CentOS
yum install epel-release yum install nginx
SUSE Linux Enterprise Desktop または Server (SLED/SLES)
注: 最初のコマンドラインで、 <download URL> を次のように置き換えます。- SLED/SLES 15.x の場合は、
'http://nginx.org/packages/sles/15'
に置き換えます。 - SLED/SLES 12.x の場合は、
'http://nginx.org/packages/sles/12'
に置き換えます。
sudo zypper addrepo -G -t yum -c '<download URL>' nginx wget http://nginx.org/keys/nginx_signing.key sudo rpm --import nginx_signing.key sudo zypper install nginx
- SLED/SLES 15.x の場合は、
- VMware ダウンロード ページ (https://my.vmware.com/web/vmware/downloads) から、VADC プラグイン インストーラ ファイルをダウンロードします。
ご利用のリリースの VMware Horizon のダウンロード ページに移動し、64 ビット Linux 用の VMware Horizon のダウンロード ページに移動します。
インストーラのファイル名は VMware-horizonagent-linux-vadc-x86_64-YYMM-y.y.y-xxxxxx.tar.gz です。YYMM はマーケティング バージョン番号、y.y.y は内部バージョン番号、xxxxxx はビルド番号です。
注: Linux マシンにインストールされている Horizon Agent のバージョンと一致するバージョンの VADC プラグイン インストーラをダウンロードしていることを確認します。 - インストーラ tarball を展開します。
tar -xvzf VMware-horizonagent-linux-vadc-x86_64-YYMM-y.y.y-xxxxxx.tar.gz
- tarball フォルダに移動して、
install_vadc.sh
スクリプトをスーパー ユーザーとして実行します。sudo ./install_vadc.sh
完了するまで、中断されることなくインストールを実行できるようにします。
- マシンに基づいて、直接接続のデスクトップまたはアプリケーションにアクセスする権限を持つユーザーの資格を構成します。次のコマンドでは、
vmwvadc
は VADC プラグインのデフォルトの資格グループです。<username> は、vmwvadc
資格グループに追加するユーザーの名前に置き換えます。usermod -a -G vmwvadc <username>
資格グループに追加するすべてのユーザーにこのコマンドを繰り返します。詳細については、Horizon Client のデスクトップおよびアプリケーションへのアクセスの許可を参照してください。
- Linux マシンを再起動して、変更を有効にします。