Sysprep を使用してクローンをカスタマイズする場合は、カスタマイズ仕様を指定する必要があります。
vSphere のカスタマイズ仕様ウィザードを使用して、カスタマイズ仕様を作成します。カスタマイズ仕様ウィザードの使用については、『vSphere Virtual Machine Administration』ドキュメントを参照してください。
デスクトップ プールを作成するために vSphere のカスタマイズ仕様を使用する前に、カスタマイズ仕様をテストすることを推奨します。
次の要件と制限事項に注意してください。
- インスタント クローン デスクトップで Sysprep カスタマイズを使用する場合、Windows オペレーティング システムのみがポートされます。
- Linux はターゲット ゲスト OS としてサポートされていません。
- Sysprep カスタマイズ仕様を使用して Windows デスクトップをドメインに参加させる場合は、Active Directory ドメインの完全修飾ドメイン名 (FQDN) を使用する必要があります。NetBIOS 名は使用できません。
- カスタム Sysprep の応答ファイルは使用できません。
- ウィザードの [コンピュータ名] ページで、[仮想マシン名を使用] オプションを選択する必要があります。
- [管理者として自動ログオン] オプションはサポートされていません。カスタマイズ プロセス中にこのオプションを選択すると、システムはこの設定を無視します。
- 1 つの NIC 構成のみがサポートされます。
- FQDN と Active Directory ドメインの認証情報として、プールに構成されている値と異なる値を入力することはできません。このような値を入力すると、システムは値を無視し、プール用に構成されたドメインに参加します。
- ドメインへの参加で DNS サーバの明示的な設定が必要な場合は、[ネットワーク] ページで [カスタム設定を手動で選択] を選択し、設定を入力する必要があります。