RDS ホストのロード バランシングを設定するには、Horizon Console でロード バランシングの設定を行うか、ロード バランシング スクリプトを作成して設定します。
デフォルトでは、Connection Server は次の式を使用して、RDS ホストの公開デスクトップとアプリケーションのセッション配置を制御します。
(connected sessions + pending sessions + disconnected sessions)/(maximum session count)
最大セッション数が無制限に設定されている場合、合計セッションの絶対数を使用するように、ロード バランシングがフォールバックされます。この合計数には、接続中のセッションだけでなく、保留中のセッションや切断されたセッションの数も含まれます。
- Horizon Console でのロード バランシングの設定
- Horizon は、Horizon Console で設定されたロード バランシングの設定に基づいてサーバ ロード インデックスを計算します。サーバ ロードのインデックスはサーバの負荷を表します。サーバ ロード インデックスの範囲は 0 ~ 100 で、0 は負荷なしを意味し、100 は完全負荷を表します。サーバ ロード インデックスが -1 の場合、ロード バランシングが無効になっていることを示します。サーバ ロード インデックスは、Horizon Console のダッシュボードで確認できます。Horizon は、ログイン ストーム処理のロード バランシング設定のしきい値も提供します。 ロード バランシングの設定を参照してください。
- ロード バランシング スクリプト
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新しい公開デスクトップとアプリケーションのセッション配置を制御するために、ロード バランシング スクリプトを作成して設定し、ロード バランシングのデフォルトの動作をオーバーライドすることもできます。
ロード バランシング スクリプトは自分で作成することも、Horizon Agent に附属のサンプル スクリプトを使用することもできます。ロード バランシングのカスタム スクリプトを使用するには、Horizon Console のロード バランシングの設定で [カスタム スクリプトを使用] を選択する必要があります。
これらのスクリプトは、独自のスケジュールで実行することも、Horizon 8 で実行することもできます。Horizon 8 でのロード バランシング スクリプトの設定方法については、RDS ホストでのロード バランシング スクリプトの設定を参照してください。
負荷分散スクリプトを構成するには、VMware Horizon View スクリプト ホスト サービスを有効にし、ファーム内の各 RDS ホストでレジストリ キーを設定する必要があります。
ロード バランシング スクリプトは、次の場所にある
CustomLoadValue
レジストリ キーのREG_DWORD
値にロード インデックスを書き込む必要があります。HKLM\Sofware\VMware Inc.\VMware VDM\Performance Stats\CustomLoadValue
値は 0 ~ 100 にする必要があります。
Horizon 8 は、次の場所にある
Performance Stats
レジストリ キーに書き込まれた未加工のパフォーマンス メトリックを計算します。HKLM\Sofware\VMware Inc.\VMware VDM\Performance Stats
カスタム スクリプトを作成するときに、未加工のパフォーマンス メトリックとカスタム インデックス係数を組み合わせることができます。