Horizon Console への接続を除いて、HTTP 経由での接続は HTTPS にサイレントでリダイレクトされます。HTTP リダイレクトは、最近の Horizon クライアントでは HTTPS がデフォルトになっているので不要ですが、たとえば、Horizon Client のダウンロードなど、Web ブラウザでユーザーが接続する場合に役立ちます。

HTTP リダイレクトの問題は、セキュアでないプロトコルにあります。ユーザーがアドレス バーに https:// を入力する習慣がない場合、期待するページが正しく表示されている場合であっても、攻撃者は Web ブラウザに危害を加えたり、マルウェアをインストールしたり、証明書を盗むことができます。

注: 外部接続用の HTTP リダイレクトは、外部ファイアウォールがインバウンド トラフィックを TCP ポート 80 に許可するように構成されている場合に限って実行できます。

コンソールへの HTTP 経由での接続はリダイレクトされません。代わりに、エラー メッセージが返され、HTTPS を使用する必要があることが示されます。

すべての HTTP 接続の試行のリダイレクトを防ぐには、『Horizon インストールとアップグレード』ドキュメントの「Connection Server へのクライアント接続で HTTP リダイレクトを防止」を参照してください。

Connection Server インスタンスのポート 80 への接続は、TLS クライアント接続を中間デバイスにオフロードする場合も実行できます。『Horizon の管理』ドキュメントの「TLS 接続を中間サーバにオフロードする」を参照してください。

TLS ポート番号が変更されたときに HTTP リダイレクトを許可するには、『Horizon インストールとアップグレード』ドキュメントの「Connection Server への HTTP リダイレクト用のポート番号を変更」を参照してください。