VMware Horizon コンポーネントを管理するには、システム アカウントおよびデータベース アカウントを設定する必要があります。

表 1. VMware Horizon のシステム アカウント
Horizon のコンポーネント 必要なアカウント
Horizon Client

リモート デスクトップおよびアプリケーションへのアクセス権があるユーザーについて、Active Directory でユーザー アカウントを構成します。ユーザー アカウントは、リモート デスクトップ ユーザー グループのメンバーである必要がありますが、このアカウントには、Horizon 管理者権限は不要です。

vCenter Server

VMware Horizon をサポートするために必要な vCenter Server での操作を実行するための権限を持つユーザー アカウントを Active Directory で構成します。

必要な権限については、『Horizon インストールとアップグレード』ドキュメントを参照してください。

コネクション ブローカー

VMware Horizon をインストールすると、Horizon 管理者として特定のドメイン ユーザー、ローカル管理者グループ、特定のドメイン ユーザー グループを指定できます。Horizon 管理者の専用ドメイン ユーザー グループを作成することを推奨します。デフォルトは、現在ログインしているドメイン ユーザーです。

Horizon Console では、[設定] > [管理者] を使用して、Horizon 管理者のリストを変更できます。

必要な権限については、『Horizon の管理』ドキュメントを参照してください。

表 2. Horizon のデータベース アカウント
Horizon のコンポーネント 必要なアカウント
コネクション ブローカーにより使用されるイベント データベース

Microsoft SQL Server、Oracle、または PostgreSQL データベースに Horizon イベント データが格納されます。Horizon Console がイベント データにアクセスするのに使用できるデータベースの管理者アカウントを作成します。

セキュリティ脆弱性のリスクを軽減するために、次のアクションを実行します。

  • 組織が使用する他のデータベース サーバとは別のサーバで VMware Horizon データベースを構成します。
  • 1 人のユーザーが複数のデータベースにアクセスすることを許可しないようにします。
  • イベント データベースへのアクセス用に別のアカウントを設定します。