アップグレードが失敗した場合、または他の理由で Connection Server をホストする仮想マシンをスナップショットに戻す必要がある場合は、グループ内の他の Connection Server インスタンスをアンインストールして、レプリカ グループを再作成する必要があります。

1 台の Connection Server 仮想マシンをスナップショットに戻した場合、その仮想マシンのデータベースの Horizon LDAP オブジェクトは、他のレプリカ インスタンスのデータベースの Horizon LDAP オブジェクトと一致しなくなっています。スナップショットに戻した後、次のイベントが Windows イベント ログ、VMwareVDMDS イベント ログ(イベント ID 2103)に記録されます。Active Directory ライトウェイト ディレクトリ サービス データベースは、サポートされていない復元方法を使って復元されました。戻された仮想マシンは Horizon LDAPの複製を停止します。

スナップショットに戻す必要がある場合は、他の Connection Server インスタンスをアンインストールし、これらの仮想マシンの Horizon LDAP をアンインストールした後、レプリカ インスタンスを再インストールする必要があります。

前提条件

どの Connection Server インスタンスを新しい標準、つまりゴールドの Connection Server にするかを決定します。この Connection Server に必要な VMware Horizon 8 構成データが含まれます。

手順

  1. 新しい標準の Connection Server インスタンスとして選択したもの以外のすべての Connection Server インスタンスで、Connection Server および Horizon LDAPインスタンスをアンインストールします。
    Horizon LDAP データベース インスタンスは、AD LDS Instance VMwareVDMDS と呼ばれます。
  2. 標準、つまりコールドの Connection Server インスタンスをホストする仮想マシンでコマンド プロンプトを開き、次のコマンドを入力して、複製が無効になっていないことを確認します。
    repadmin /options localhost:389 -DISABLE_OUTBOUND_REPL -DISABLE_INBOUND_REPL
  3. レプリカの Connection Server インスタンスをホストする仮想マシンで、Connection Server インストーラを実行し、[レプリカ サーバ] インストール オプションを選択して、標準の Connection Server インスタンスのホスト名または IP アドレスを指定します。

結果

Connection Server インスタンスのレプリカ グループが再作成され、その Horizon LDAP オブジェクトが一致するようになります。