Connection Server をアップグレードする場合、または Connection Server が依存する vSphere コンポーネントのいずれかをアップグレードする場合は、正常にアップグレードできるよう事前にいくつかの作業を実行する必要があります。
レプリカ グループ内の 1 つのインスタンスにのみ実行するタスク
Connection Server インスタンスのアップグレードを開始する前に、いずれか 1 つのインスタンスについてのみ次のタスクを実行します。インスタンスは複製されるため、1 つのインスタンスの設定はその他のインスタンスの設定と同じです。
- Connection Server が仮想マシンにインストールされている場合は、その仮想マシンのスナップショットを作成します。
スナップショットの作成手順については、vSphere Client のオンライン ヘルプを参照してください。このスナップショットに戻す必要があり、レプリカ グループ内に他にも Connection Server インスタンスがある場合は、ゴールド イメージをスナップショットに戻す前に、これらのインスタンスをアンインストールする必要があります。戻した後で、レプリカ インスタンスを再インストールして、その戻したインスタンスを参照します。
このスナップショットに「アップグレード準備作業」などのラベルを付けます。
- Horizon Console を開き、すべてのグローバル設定およびデスクトップとプールの設定を記録します。
また、該当する設定のスクリーンショットを撮ることもできます。
- vdmexport.exe ユーティリティを使用して、Horizon LDAP をバックアップします。
手順については、現在使用しているバージョンの『Horizon 8 の管理』ドキュメントを参照してください。
アップグレード直前に各インスタンスに対して実行するタスク
- 現在の Connection Server インスタンスがインストールされている仮想マシンまたは物理マシンが、新しいバージョンのシステム要件を満たしていることを確認します。
Horizon Connection Server の要件を参照してください。
- Connection Server がインストールされているマシンの IP アドレスおよびシステム名を記録します。
- Connection Server 上の Horizon LDAP データベースに対して実行されるバッチ ファイルまたはスクリプトが社内で作成されているかどうか確認し、作成されている場合はその名前と場所を記録します。
- Horizon Console を開き、このインスタンス固有のすべての設定を記録します。
たとえば、[編集] をクリックします。[Connection Server 設定の編集] ダイアログ ボックスの各タブのスクリーン ショットを撮ります。
に移動し、テーブルから Connection Server インスタンスを選択して