クラウド ポッド アーキテクチャ 機能は、標準の Horizon コンポーネントを使用してクロスデータセンター管理を提供しています。クラウド ポッド アーキテクチャ 機能を使用することで、複数のポッドをまとめてリンクし、デスクトップとアプリケーションの仲介および管理のための単一の大規模環境を形成できます。ポッドは、複数の Connection Server インスタンス、共有ストレージ、データベース サーバ、vSphere およびデスクトップやアプリケーション プールのホストに必要なネットワーク インフラストラクチャで構成されます。
次の手順で クラウド ポッド アーキテクチャ 環境をアップグレードします。
- Connection Server インスタンスを 1 つずつアップグレードする通常の手順に従って、ポッド内のすべての Connection Server インスタンスをアップグレードします。
- ポッド フェデレーション内の他のポッドにも同じ手順を繰り返し、各ポッドを 1 つずつアップグレードします。
アップグレード中は、VMware Horizon 8 の最新バージョンを使用する Connection Server インスタンスと、以前のバージョンを使用する Connection Server インスタンスが混在する状態になります。このような異なるバージョンが混在する環境は、Horizon 7 バージョン 7.4 でサポートされますが、新機能は動作しません。たとえば、アップグレード済みのサーバ上の Horizon Console では表示される新機能がアップグレードされていないサーバ上の Horizon Console では表示されません。
クラウド ポッド アーキテクチャ 環境の設計とセットアップについては、『Horizon 8 でのクラウド ポッド アーキテクチャ』を参照してください。