URL コンテンツ リダイレクト機能の動作によって、予期しないいくつかの結果が生じる場合があります。
- URL から開かれるページがロケールに基づく各国対応ページの場合、開くロケール ページは、リンクのソースによって決定されます。たとえば、リモート デスクトップ(エージェント ソース)が日本のデータセンターに存在し、ユーザーのコンピュータが米国に存在する場合、URL がエージェントからクライアント マシンにリダイレクトされると、米国のクライアントで開くページは日本語のページになります。
- ユーザーが Web ページからお気に入りを作成すると、リダイレクト後のお気に入りが作成されます。たとえば、ユーザーがクライアント マシンでリンクをクリックし、URL がリモート デスクトップ(エージェント)にリダイレクトされ、ユーザーがそのページのお気に入りを作成すると、お気に入りはエージェントで作成されます。ユーザーが次にブラウザをクライアント マシンで開いたときに、ユーザーは、クライアント マシンにお気に入りがあるものと考えますが、実際には、リモート デスクトップ(エージェント ソース)にお気に入りが保存されています。
- ユーザーがダウンロードしたファイルは、URL を開くために使用されたブラウザがあるマシンにダウンロードされます。たとえば、ユーザーがクライアント マシンでリンクをクリックするときに、その URL はリモート デスクトップにリダイレクトされます。そのリンクがファイルをダウンロードするためのリンクであったり、ユーザーがファイルをダウンロードするための Web ページ リンクであったりする場合、クライアント マシンではなく、リモート デスクトップにファイルがダウンロードされます。
- Horizon Agent と Horizon Client を同じマシンにインストールする場合、URL コンテンツ リダイレクトを Horizon Agent または Horizon Client で有効にできますが、両方では有効にできません。このマシンでは、クライアントからエージェントへのリダイレクトまたはエージェントからクライアントへのリダイレクトのいずれかを設定できますが、両方を設定することはできません。
- (Linux および Mac クライアントのみ)URL コンテンツ リダイレクト用のブラウザ拡張機能をインストールした後、URL コンテンツ リダイレクト設定が構成されているコネクション ブローカー インスタンスから Horizon Client を切断し、コネクション ブローカーに再度に接続します。コネクション ブローカーに再接続すると、URL コンテンツ リダイレクトが適切に機能するために必要なフィルタ データ JSON ファイルが読み込まれます。
- IE ブラウザの URL プラグインを無効にし、Microsoft Edge (Chromium) ブラウザの URL コンテンツ リダイレクト拡張機能を有効にしているときに、Microsoft Edge (Chromium) アドレス バーの IE モードで URL を入力すると、Microsoft Edge (Chromium) が応答しなくなります。IE モードを使用する場合は、IE ブラウザ プラグインが有効になっていることを確認します。
- IE ブラウザの URL プラグインと Microsoft Edge (Chromium) ブラウザの URL コンテンツ リダイレクト拡張機能を有効にし、Microsoft Edge (Chromium) ブラウザのアドレス バー(IE モードではない)で URL を入力すると、URL は 2 回リダイレクトされます。