エージェント グループ ポリシーの設定を使用すると、クライアント ドライブ リダイレクト機能でリダイレクトされるドライブ文字の動作を設定できます。

ドライブ文字のマッピングが構成されている場合、クライアント ドライブ リダイレクトの共有リストで構成されたフォルダはリダイレクトされません。この制限は、Horizon Client for Windows にのみ適用されます。Horizon Client for Windows でローカル ファイルとドライブを共有する方法については、『Horizon Client for Windows ガイド』を参照してください。

前提条件

  • Active Directory サーバをホストするマシンに管理者ドメイン ユーザーとしてログインできることを確認します。
  • MMC およびグループ ポリシー オブジェクト エディタ スナップインが Active Directory サーバで使用できることを確認します。
  • 仮想デスクトップの場合には、組織単位 (OU)、公開デスクトップの場合には RDS ホストにリンクしている GPO に、VMware Horizon クライアント ドライブ リダイレクト ADMX テンプレート ファイル (vdm_agent_cdr.admx) を追加します。インストール手順については、Active Directory への ADMX テンプレート ファイルの追加を参照してください。

手順

  1. Active Directory サーバでグループ ポリシー管理エディタを開き、[コンピュータの構成] > [管理用テンプレート] > [VMware View Agent の構成] > [VMware Horizon クライアント ドライブ リダイレクト] の順に移動します。
  2. リダイレクトされたドライブのドライブ文字を表示するかどうかを構成するには、「[リダイレクトされたデバイスとドライブ文字を表示]」グループ ポリシー設定を使用します。
    デフォルトでは、この設定は有効になっています。
  3. リダイレクトされるドライブのドライブ文字を Windows エクスプローラが初期化して表示するまでの待機時間をミリ秒単位で指定するには、[ドライブ文字の設定のタイムアウト] グループ ポリシー設定を使用します。
    この設定が無効にされているか、構成されていない場合は、デフォルト値は 5,000 ミリ秒になります。
  4. ドライブ文字のマッピング モードを設定するには、[ドライブ文字のマッピング モードを構成] グループ ポリシー設定を使用します。
    次のいずれかのオプションを選択できます。
    オプション 説明
    1 対 1 のマッピング クライアント マシンのドライブ文字をエージェント マシンの同じドライブ文字にマッピングします。たとえば、クライアント マシンのドライブ X は、エージェント マシンのドライブ X にマッピングされます。
    定義されたマッピング [ドライブ文字のマッピング テーブルを定義] グループ ポリシー設定で定義したマッピング テーブルに基づいて、クライアント マシンのドライブ文字をエージェント マシンのドライブ文字にマッピングします。
  5. ドライブ文字をマッピングするには、[ドライブ文字のマッピング テーブルを定義] グループ ポリシー設定を定義します。
    [表示] をクリックして、ドライブ文字のマッピング テーブルを定義します。 [値名] 列には、クライアント マシンのドライブ文字が表示され、対応する [値] 列には、エージェント マシンで使用するドライブ文字が表示されます。