absg.properties ファイルを編集すると、BSG のクライアントサイド リスナによって承認されるセキュリティ プロトコルと暗号化スイートを構成できます。
許可されるプロトコルは、低いものから高いものの順序で、tls1.0、tls1.1、tls1.2 です。SSLv3 以前のような古いプロトコルは許可されません。2 つのプロパティ localHttpsProtocolLow
とlocalHttpsProtocolHigh
により、BSG リスナによって承認されるプロトコルの範囲が決まります。たとえば、localHttpsProtocolLow=tls1.0
と localHttpsProtocolHigh=tls1.2
を設定すると、リスナーは tls1.0、tls1.1、tls1.2 を受け入れます。デフォルトの設定は localHttpsProtocolLow=tls1.2
と localHttpsProtocolHigh=tls1.2
で、TLS 1.2 のみが許可されます。BSG の absg.log ファイルを調べると、特定の BSG インスタンスで有効になっている値がわかります。
OpenSSL で定義されている形式で暗号化リストを指定する必要があります。Web ブラウザで openssl cipher string を検索して、暗号リストの形式を確認できます。デフォルトの暗号化方式リストを次に示します。
ECDHE+AESGCM
注: FIPS モードの場合、GCM 暗号化スイートのみが有効になります (
ECDHE-RSA-AES256-GCM-SHA384:ECDHE-RSA-AES128-GCM-SHA256
)。