VMware vSphere 仮想マシンからデスクトップをプロビジョニングする手動デスクトップ プールを作成できます。

前提条件

手順

  1. Horizon Console で、手動デスクトップ プールを追加します。
    [インベントリ] > [デスクトップ] > [追加] の順に選択します。
    注: 同じデスクトップ プールに、Windows と Linux の仮想マシンを混在させないでください。
  2. [手動デスクトップ プール] を選択します。
  3. vCenter Server で管理または管理されていない仮想マシンを選択して、[次へ] をクリックします。
    オプション 説明
    vCenter Server 仮想マシン vCenter Server で管理されている vSphere 仮想マシン。仮想マシンが配置されている vCenter Server を選択します。
    その他のソース vCenter Server で管理されていない仮想マシン。
    手動デスクトップ プールに vCenter Server 仮想マシンを追加すると、ユーザーが接続できるように、 VMware Horizon 8 はスペア マシンをパワーオン状態にします。デスクトップ プールに対してどの電源ポリシーが有効になっているかに関係なく、スペア マシンはパワーオンされます。
  4. デスクトップ プールにあるマシンのユーザー割り当てについて「専用」または「フローティング」のいずれかを選択して、[次へ] をクリックします。
  5. ウィザードの指示に従って、プールを作成します。
    次の表に、デスクトップ プールの設定画面で構成する必要がある最低限の設定を示します。これらの設定は必須です。これらの設定を構成しないと、ユーザーがデスクトップへの接続に失敗し、プロトコル エラーまたは空白の画面が表示されることがあります。

    追加の設定を行う場合は、手動 Linux デスクトップ プールの作成用ワークシートで収集した構成情報を使用します。ナビゲーション ペインのページ名をクリックすると、ウィザード ページに直接戻ることができます。

    オプション 説明
    デフォルト表示プロトコル VMware Blast
    ユーザーがプロトコルを選択できるようにする いいえ
    3D レンダラー 2D 版 vSphere Client デスクトップ、および 3D デスクトップ版 NVIDIA GRID vGPU を使用して管理します。
    セッション タイプ デスクトップ プールにサポートされているセッション タイプを選択すると、仮想マシン ホスト型アプリケーションの機能を有効にできます。
    • [デスクトップ]。このオプションは、プールを通常のデスクトップ プールとして使用する場合に選択します。プール内のすべての仮想マシンは、デスクトップをホストする場合にのみ使用できます。
    • [アプリケーション]。プール内のすべての仮想マシンを使用してアプリケーションをホストするには、このオプションを選択します。
    • [デスクトップとアプリケーション]。このオプションを選択すると、プール内の仮想マシンは、通常のデスクトップ セッションをホストするか、アプリケーション セッションをホストできます。特定の仮想マシンとの最初の接続で、仮想マシンのセッション タイプが決まります。

    仮想マシンでホストされるアプリケーション機能の詳細については、テクニカル マーケティング ホワイト ペーパーの『Best Practices for Published Applications and Desktops in VMware Horizon and VMware Horizon Apps』を参照してください。この文書は、https://techzone.vmware.comで入手できます。

  6. デスクトップ プールのすべての Linux 仮想マシンが利用可能になるまで待機します。
    Horizon Console で、 [インベントリ] > [デスクトップ] の順に選択すると、プールに追加されているマシンを確認できます。

次のタスク

プールにアクセスするための資格をユーザーに付与します。VMware Horizon ドキュメントポータルにある『Horizon 8 の管理』で「ユーザーとグループの資格付与」を参照してください。