イメージの公開は、インスタント クローンに必要な内部仮想マシンをゴールド イメージとそのスナップショットから作成するプロセスです。このプロセスは、イメージごとに 1 回だけ実行されます。また、処理に時間がかかる場合があります。

VMware Horizon 8 は、次の手順を実行してインスタント クローンのプールを作成します。

  1. Horizon 8 は、選択するイメージを公開します。vCenter Server では、4 つのフォルダ(ClonePrepInternalTemplateFolderClonePrepParentVmFolderClonePrepReplicaVmFolder、および ClonePrepResyncVmFolder)が作成され(存在しない場合)、またクローン作成に必要とされるいくつかの内部仮想マシンが作成されます。Horizon Console では、デスクトップ プールの [サマリ] タブでこの処理の進捗状況を確認できます。公開中、保留しているイメージ ペインには、イメージの名前や状態が表示されます。
    注: 4 つのフォルダ、またはフォルダに含まれる内部仮想マシンを変更しないでください。変更するとエラーが発生することがあります。内部仮想マシンは、必要がなくなると削除されます。通常、プールの削除またはプッシュイメージ操作を実行した後、これらの仮想マシンは 5 分以内に削除されます。ただし、場合によっては削除されるまでに最長 30 分かかることがあります。4 つのフォルダのすべてに内部仮想マシンがなく、これらのフォルダが保護されていない場合、これらのフォルダを削除できます。
  2. イメージが公開されると、Horizon 8 はインスタント クローンを作成します。このプロセスは高速で実行されます。プロセスの進行中、Horizon Console の [現在のイメージ] ペインには、イメージの名前や状態が表示されます。

プールが作成された後は、プッシュイメージ操作によりイメージを変更できます。プールの作成と同様に、新しいイメージは最初に公開されます。次にクローンが再作成されます。

インスタント クローン プールが作成されると、Horizon 8 はデータストア間でプールを自動的に均等に分散します。プールを編集してデータストアを追加したり削除したりする場合、新しいクローンが作成されるとき、クローン作成済みのデスクトップの再調整を自動的に実行します。